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サクラ大戦来訪者は私の幼馴染
決戦!!命の限り前編
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太正12年9月・・・

黒乃巣会本拠・・・

「おお、叉丹最後の地脈を押さえたか!!」


そして、ついに六破星降魔陣が、発動してしまった。


「おお、何と言う力だ。素晴らしい力だ。我の理想が復活するのだ!」

天海は、六破星降魔陣の威力を見て、満面の笑みを見せる。

帝都の薄汚れた西洋文化を破壊し、徳川黒之巣会の理想に一歩近づいた瞬間であった。

そのころ大帝国劇場では・・・


六破星降魔陣の発動の影響で、さくらが意識不明となってしまった。

医務室内・・・

「あやめさん、直哉、さくら君は何故、意識を失ったんだ?」

「恐らく、六破星降魔陣のショックで、トランス状態になったと考えるべきね」

「大神さん、トランスとは、霊力などの強い人間が、他の力に過敏に反応する、一種の催眠状態の事です」


「直哉、さくら君が、目覚める可能性はあるのか?」

「正直な所・・・五分五分でしょうね、最悪このままさくらさんが、死ぬ可能性だってあるんですから」

「何だって!!それは本当なのか?直哉?」

「・・・」

「大神君丸直哉司令の言った事は、本当よ」


「・・・そんなーー」

「大神さん貴方達には、黒乃巣会の本拠を探してください」

「何だと!!」

「今天海は、自分の策が上手く行き、油断しているはずですから」

「成る程、わかった俺は花組の皆の所へ行く」

そう言って大神は、医務室を出て行く。

「あやめさんすいませんが、僕とさくらちゃんの体を見ててくれませんか?」


!!
あやめは直哉の言葉を聞いて驚いていた。

「直哉君あれをする気なの?」

「ええ、そうです。あやめさん」

「やめなさいもし失敗したら貴方は・・・」

「ええ、多分僕の魂は消滅するでしょうね、でも僕は一馬さんから聞きました」

「何を聞いたの?」

「さくらちゃんの霊力の真の目覚めには、僕の霊力が必要だと」

「何ですって!!」

「そして一馬さんは、さくらちゃんの精神が、不安定になった時、目覚めの時と、そして僕の霊力とさくらちゃんの霊力を融合させる時と」

「霊力の融合ですって、そんなことが可能なの?」

「ええ、出来るみたいですよ、今建造してる、二人乗り量子甲冑にも霊力の融合させないと動かせないみたいですからね」

そのころ大神達は、天海の居場所を探していた。

だがなかなかそれらしい強い妖力が見つけられずにいた

「これが六破星降魔陣か、凄まじい威力だな」


叉丹は六破星降魔陣の凄さを感じていた。

「さてやるか」

叉丹がそう言うと、自身の妖力を高め、大神達帝国華撃団を誘き出したのだった。

その
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