暁 〜小説投稿サイト〜
ハイスクールD×D〜黒衣の神皇帝〜 再編集版
補習授業のヒーローズ
祐斗とレイヴェルによる現状把握×悲しみを乗り越える強い気持ち
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ていくのをただ見ているしか出来ない僕らグレモリー眷属である。

超大型ドウター通称ゼットンだけは、魔王領にある首都リリスに向かう規格外なラスボス級である。流石黒鐵改とサシで勝負するだけの力を持っていると知った事だ。テレビの向こうで、ドウター相手に冥界の戦士達が迎撃を開始した。

黒き翼を広げ、真正面から或いは側面・背面から同時攻撃で魔力の火が撃ち込んでいく。周囲一帯を覆い尽くす質量の魔力がドウターに放たれていた。強力な攻撃をする悪魔は最上級悪魔で、普通なら滅ぼされるはずが滅んでなかった。門がある限り増え続けていく。

『何と言う事でしょうか!最上級悪魔チームの攻撃を喰らったのに増え続けています!あの門がある限り倒せないんでしょうか!』

テレビに映し出されたのは、かつて人間界に出現して一誠君達が攻撃をして倒したドウターと同様である。一誠君ら黒神やブラック・シャーク隊なら一閃してしまうのに、体の表面しかダメージを与えていない様子を見た事で致命傷すら受けていない事が見て分かる。迎撃に出ている各最上級悪魔チームは、どれもレーティングゲームで上位チームなのに効果のある迎撃が出来ない感じだった。

「確かに最上級悪魔チームなら倒せると思ったのでしょうけど、ドウターを甘く見たのが仇となったのでしょう。ドウターを倒すには効果がある攻撃をしなければ倒せませんが、アレを見るにドウターに効果のある攻撃が一切無いのでしょうね」

「小型ドウターを倒せるのは人間界にいるよね?だったらブラック・シャーク隊を呼べば何とかなるんじゃ」

「確かに召集命令を出されてますが、今はまだ冥界に来ていませんよ。アグニ様の命により、待機となっておりますし壊滅状態にさせるのが手一杯な状況と言ってもいいくらいです」

「ではソレスタルビーイングは来てくれるのかい?『それに関してもまだ待機命令としか言えません』・・・・なるほど、今は策を考えていると見ていいんだね?」

僕がそう言うと静かに頷いていたレイヴェルさんだったが、各ドウター相手を迎撃部隊には堕天使が派遣された部隊と天界側が送り込んだ『御使い』達に、ヴァルハラから戦乙女のヴァルキリー部隊。そしてギリシャからも戦士の大隊が駆けつけてくれた事で、悪魔と協力関係を結んだ勢力から援護を受けたので最悪の状況から免れている。

問題は山積みとされているけど、一つは超大型ドウターであるゼットンは昨夜レーティングゲーム王者であるディハウザー・ベリアル率いる眷属チームが迎撃に出た。ゼットンにダメージは与えられなかった事と歩みを止められなかった。ラスボス級ゼットンはダメージすら無い状態で、何事も無かったように極太ビーム攻撃で町一つが滅んだ事で民衆の不安を煽る結果となってしまった。

『あの王者とその眷属が出撃すれば強大なドウ
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