不滅の868本
PART 1 王者の怒り
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最も誇れる868本の無敵記録を更新するに決まっている。これまでありとあらゆる手で記録更新の妨害をしてきとはいえ、奴はことごとく乗り越えてきた。こうなったら最後の手段を投じるしかあるまい……」
そう言うと男性はポケットの中から紙切れを取り出して秘書に渡した。そこに記入されている内容を読んだ秘書は唇を紫色に変化させて身体中を震わせながらガチガチと歯を鳴らす。喉を振り絞って何とか声を出そうと切羽琢磨するぐらいに慌てている。
「会長様……ここに書かれているのはGとの接触方法ではありませんか!」
「そうだ。もはやあの男に頼るしか方法は無い。無論、この事は一切外部に漏らすな」
秘書の肩を何度も何度も叩いて言い聞かせていた。
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