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Epico?魔窟〜Devil’s Laboratory〜
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言って、4つの光点が消えた。

「隊長。その情報は誰からなのですか? それに信用できるものなのですか?」

「それが誰なのかはプライバシーのこともあり言えないが、古くから管理局に協力してもらっている民間人だということで、これまでに別の部隊が何度も捜査協力してもらっている。それにその情報のおかげでいくつもの検挙を成功させている。信用は出来るだろう」

「判りました。ありがとうございます」

「・・・その協力者もさすがにどれか1つにまでは絞れなかったようですが、ここまで絞ってくれたことには最大限の感謝ですね」

「しかしハズレを引いてしまった際、次の施設捜査へのタイムラグがかなり無駄というか、危ういですね」

「だからと言って隊を3班に分けるのはあまりにも危険です」

「ですね。3分の1の確率でアタリを引こうというのも難しいでしょうし・・・」

クイントさん達がそう話し合う中、「あの、いいですか」俺は挙手。騎士ゼスト達からの視線を一斉に浴び、「意見であればどれだけでも欲しい」騎士ゼストに促されたから俺は席を立った。

「機能している施設であるのであれば、おそらくセキュリティなどのために電源が入っていると思います。自分には電子戦用の魔法があるので、潜入前に3つの施設に同時にアクセスし、アタリかハズレかを確認できるかと思いますし、セキュリティの網に感知されることなく突破できるように作ってありますから、まず気付かれません」

「ルシル君、すごい・・・」

「セインテスト査察官。それが出来れば本当に大助かりだが、万が一、3つとも機能していたとすればどうする?」

「問題ないと思います。自分の電子戦用魔法、名をステガノグラフィアというのですが、相手側のセキュリティに一切感知されることなくクラックして、情報を引き抜いたり、書き換えたり、破壊することも可能です。ですので、たとえ3つとも機能していようとも、潜入前にその施設のデータを引き抜けば、機能していようがしていまいがアタリかハズレかは判ります」

そう答えると「おお・・・!」どよっと小さいながらも驚嘆の声が上がった。騎士ゼストは「これで大きな問題は解決したな」満足そうに頷いてくれた後、「ではもう1つの問題だな」2つ目の問題を出した。

「多くの犯罪者がたむろしている山脈だ。連中と戦闘になるようであれば、その騒ぎから我々の存在が向こうに気付かれてしまう可能性がある」

とのことだ。確かに騒ぎを起こせばそれだけ成功率が下がる。クイントさん達が意見を出し合う中、俺もいろいろと模索してみる。気付かれない内に奇襲して、一撃で黙らせるのが一番手っ取り早い。もっと手っ取り早い方法があるが、それには条件がある。

「あの、ハゲネ山脈のリアルタイムでの状況を知りたいのですが。出
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