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第2部『計画打倒編』
第12話『黒点の巫女』
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「嘘、、、タマ、どうして?」
鎧武はひたすら驚くばかりであった。
「さあ、タマ。やりなさい。」
ソーサラーは王蛇に指示を出す。
「ゥウワアアァア!」
〔SWORD VENT〕
王蛇はソードベントをスキャンしベノサーベルを召喚し装備する。
「ゥウワアアァア!」
王蛇はそのまま暴れるように鎧武達を攻撃する。
「タマ、気付いて!私だよ!るう子だよ!お願いタマ、聞いて!」
鎧武は戦いながらも王蛇に呼びかける。しかし、
「るう子、いくらやっても無意味よ。今のタマちゃんに、自分の意思なんて無いもの。」
ソーサラーは驚愕の事実を伝える。
「そんな、それじゃあ──」
「辛いかもしれないけど、タマを倒すしか無いみたいね。」
〔CLEAR VENT〕
ベルデはそう言いクリアベントで透明化しようとする。
「今よ、タマ。」
〔CONFINE VENT〕
王蛇はコンファインベントをスキャンしクリアベントを無効化した。
「そんな、王蛇の武器はソードベントしか無いはず。」
「あら?そんな事無いわぁ。」
マッハが驚いていると、ソーサラーはメタルゲラスとエビルダイバーのカードを取り出す。
「ああ!?あれミルルンのカードだるーん♪」
「それにあちらは私が使っていたエビルダイバーちゃんじゃないですか!」
ソーサラーの行動にミルルンとゴルドドライブは驚く。
「あとはこうして─」
ソーサラーは二枚のカードを破き、メタルゲラスとエビルダイバーが出現する。
「さあタマ、契約しなさい!」
ソーサラーは二体のミラーモンスターを王蛇に契約させる。
「タマ、融合させなさい。」
「ゥウワアアァア!」
〔UNITE VENT〕
王蛇は自身の元の契約モンスター、ベノスネーカーと二体のミラーモンスターを融合させる。そして、一体の巨大なミラーモンスター、ジェノサイダーが出現する。
「かなりヤバいわね。」
〔ADVENT〕
ベルデは契約モンスターのバイオグリーザを召喚しジェノサイダーと戦わせる。
「タマは私に任せて!るう子達はウリスを!」
ベルデは王蛇を足止めし、鎧武達はソーサラーの所へ向かおうとするが、
「おっと、俺を忘れて貰っちゃあ困るな。」
「あなたは!?」
謎の男が現れ、鎧武は立ち止まる。
「草加雅人!何故ウリスと組む!そいつはお前を利用しているだけだ!」
雅は草加に話しかける。
「何を言っているんだ。こんな子供、俺の方が利用しているだけだ。変身!」
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草加はカイザに変身し首を捻る。
「一衣、行けるか?」
「私は大丈夫です!」
「そうか。るう子!草加は僕と一衣に任せろ!」
雅はそう言うとオーガドライバーを取り出す。
「少し危険だがやるか。変身!」
[complete]
雅は仮面ライダーオーガ
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