第十九話「HAWAIIAN・BLUE」
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明日、姉様が作った私の機体が来る……!
彼女は、この臨海学校へ行く前日より姉の篠ノ之束へ彼女専用の機体を作るよう頼んだのだ。
場所はある静まり返った夜のアリーナである。
「……姉さん、一つ御頼みごとが」
『うん! うん! 聞かなくてもわかってるよ♪ イっくんと渡りえる強い力が欲しいんだね!?』
「もう……他の娘達から後れを取られたくないんです。だから……」
『ご心配無用! 束さんが箒ちゃんのために腕によりをかけた第四世代機を送っちゃうからね?』
そんな彼女に、束は言われなくともと事前に彼女専用のIS、それも未だ各国が開発段階という第四世代機を送るというのだ。
「お願いします……!」
*
「本当に、強い力が手に入るのだな? なら、その力で一夏と……!」
そんな彼女の前髪が夜の潮風に揺れた。まるで不吉を予感を促すかのように。
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