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第2部『計画打倒編』
第10話『戦慄の旋律』
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備えて寝る。
雅が剣崎と話している頃、一衣達も伊緒奈を乗せる車の中で話していた。
「雅さん、大丈夫かな?」
「一衣、急にどうしたの?」
華代は一衣に質問する。
「だって今日、急に変な事を聴いてきたでしょ。」
「確かに、魔法も使えるし、特異点みたいだし、他にもなんか隠しているんじゃないのかな。そう言えば、前に伊緒奈と一衣はオヤジさんと何か話していたみたいだけど、何か教えてくれない?」
「伊緒奈さん、どうしよう?」
「一衣さん、話しましょう。実は、雅さんはあの眼魂の影響であと21日しかこちらに居られないの。」
伊緒奈の言葉に、全員が驚く。
「あの馬鹿!?どうしてそんな大切なことを教えてくれなかったの!?」
その事実は衝撃的で、普段口を開かない清衣がそんなことを言うほどであった。
「多分、みんなを心配させたくなかったのだと思うの。」
「そっか、それなら、オヤジさんの分まで、私達で頑張ろう。」
「そうね。私達に出来るのはそれしか無いわね。」
その後、あそこまで率先して話していた遊月を始め、全員帰りの間黙ってしまっていた。
翌日、6:30に全員集まる。
「みんな、大丈夫か?」
「はい!るうも大丈夫です。」
「そうか。」
「オヤジさん、くれぐれも無茶はしないで下さい!」
「分かっているよ。コネクト、起動。」
雅は魔法陣の中から電王ベルトを取り出す。
「それじゃあ、行くか。」
「タマ、待っていてね。」
るう子達が入ろうとすると、
「待って下さい!」
後ろから声が聞こえて振り向くと、紗良達テーブルゲーム部のメンバーが由良を除いてそこに居た。
「あなた達は!」
一衣は驚く。何せ、紗良達を倒したのは他でもない一衣自身である。
「あの時は申し訳ありません。残月のセレクターです。」
「その事なら大丈夫です。それより私達のお願い、聞いて下さい。」
「あの、何でしょうか。」
「実は、あの中に私の妹の由良が居るんです!助けて貰えませんか!?」
「何だって!?それは本当かい?」
紗良の言葉に雅は驚く。
「はい!由良は、あの中で超強化ダークライダーのエネルギーにされています。破壊されなかったフードロイドが教えてくれました。」
「そうか。それなら、君達に新しいベルトを託そう。紗良にはこのメテオドライバーを、彩里にはレンゲルバックルを、瑠海にはサソードゼクターを、羽衣にはアクセルドライバーを、未結にはオルタリングを託そう。僕達も、この計画を潰したいんだ。協力してほしい。」
「なぁに、ベルトがあれば百人力っすよ。」
彩里は笑顔で答える。
「それでは、お供させていただきます。」
紗良は頭を下げて礼を言う。
「さて、行こうか。」
雅の言葉を聞き、るう子達は東京タワーに入って行く。
to be continued
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