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第2部『計画打倒編』
第10話『戦慄の旋律』
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キバがゼロノスの所へ向かっている頃─
「さて、僕も本気で行きますか。」
ドライブに変身した雅は、BLACK RXの車、ライドロンの姿をしたシフトレジェンドライドロンをシフトブレスにセットする。
《タァイィヤコウカァン!ライドロン!》
ドライブは、トライドロンタイヤをライドロンタイヤに変え、ボルテックシューターとバイオブレードを装備する。
「よし!行くぞ!」
ドライブはボルテックシューターで黒影トルーパーを撃ち抜き、近づいて来るライオトルーパーをバイオブレードで撃退していた。
「戦極綾馬ぁ!」
その頃、残月・真(光実)はデュークに対してロックシードを開錠し、インベスを大量に召喚してけしかける。しかし、
〈ロック オン… レモンエナジー!〉
デュークはソニックアローにレモンエナジーロックシードをセットする。すると、デュークは分身し、現れたインベスを全て撃退する。
「光実君、忘れたのかい?私はドライバーシステムの開発者だ。自分のドライバーのチューンは簡単に出来るのだよ。それよりも、残念だよ。」
「何が!」
「決まっているだろ?」
デュークはそう言うと、
「私自身の手で、君を殺すことになるとは。キルプロセス。」
手で握っていたスイッチを残月・真(光実)に向けて押す。すると、残月・真(光実)のゲネシスドライバーは火花を散らし、破壊される。
「まったく、君のゲネシスドライバーはそこにいる一衣君の物とは違って本物なのだよ。君一人位、キルプロセスを使えば簡単に殺すことなんて出来るのだよ。ハwハwハwハwハッ!」
デュークは一風変わった笑い声をあげる。
「きっ、貴様ぁ!」
残月・真(光実)は最後の力を振り絞ってデュークに向かうが、四、五歩走った所で肉体が耐えきれず爆破し、消滅する。
「まったく、懲りない男だよ君は。さて、香川君とかいったね。君は英雄を目指しているのだろう?いっそのこと、私の力で神になる気はないかな?」
「いいでしょう。それなら、ここにもう用は無いですね。」
「その通りだ。私達だけ退こう。君達、後は任せたよ!」
デュークとオルタナティブゼロはその場からあっさり去ってしまう。
「ちっ、逃がしたか!?」
去って行く様を見たドライブは悔しがる。ドライブは、その場にいたトルーパー部隊を全滅させて一衣達と一度撤退する。
「とうとう、恐れていた事が起こってしまったな。」
「ええ、そうね。」
雅の部屋で、雅とユキは話し合っていた。
「でも、起きてしまったことは覆せない。こうなったら、どうやって計画を崩壊させるかがポイントになるな。」
「そうね。それで、どうすればうまく行くと思う?」
「決まっているだろ。クリエイトウィザードリングを破壊するしかないだろ。」
「それで、肝心なウリスは行方知れず。八方ふさがりよ。」

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