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大海原の魔女
三話 大人じゃないから
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くごー』
(…適当でいいな。 ) 『『『えー!』』』
 

 ・・・・・・・・・

「何を作っているんですか?」
「船だ。」フローレンスにそう答える。

「船、なんですか?」
「船だ。」
 なぜか極彩色だったり,ペンギンの頭が生えていたりするが、船だ。
『ぐんかんのけんぞうにしっぱいしました』
『だめだた』
『だめなこね』
 妖精さんたちが好き勝手したせいだからな。



「フローレンスは泳がないのか?」
「私は泳ぐより、日の光を浴びるほうが好きなんだ。」
「ふうん。でも退屈じゃないか?」

「だからあなたと話しにきたの。ねぇ、今から占いでもしてみない?」
「フローラお姉ちゃんの占いはけっこう当たるんです。」リーネがそう言う。
  「じゃあ試しに…」

 フローレンスが水晶玉を覗き、そして語る。
「ええと・・・《貴方は多くの人と運命的な出会いをするでしょう。彼女達と助け合いなさい。辛いこともあるでしょうが、一緒ならどんな未来も乗り越えられます》・・・だって。」

  運命的な出会いか・・・まあ転生してアニメのキャラクターと出会えたこと自体、運命的だな。




「お〜い。ちょっと来てくれない?」
 マリナの声が聞こえてきた。

  「マリナお姉ちゃん、どうしたの?」
「これを見てくれ、こいつをどう思う?」
「ただの、洞窟です。」崖の下に洞窟を発見したらしい。


「入ってみようよ。」
「暗いから危険だぞ。」
「大丈夫だって。」
「じゃあ、大人の許可を貰ったらな。」どうせ無理だろう。


「許可貰ってきたよ。」 バカなどうやって!

 ウィルマいわく、「お父さんからかな、マリナに甘いから。」らしい。

 ・・・・・・・・・



 懐中電灯を持って進んでいく。(ビショップ家の自動車に置いてあった)

 洞窟の中は夏なのにとても冷たい。上着を着てくれば良かった。


 ・・・何分歩いただろうか。目の前に大きな扉が現れた。


「おお!お宝とかありそう。」すぐにフローレンスが扉を開ける。




『だめ!』イージス急にどうし




 

【?ン對麌r穢?賜4!!!】
 





 そこには、理解できない叫び声をあげるナニカがいた。


 ソイツは目の前にいるマリナへと飛びかかり、そして


【澣顧0!?】
  私の張ったシールドに弾かれた。





「逃げろ!アレは怪異だ!!」そうでなかったらなんなんだ!?
 ‘‘ネウロイ”というにはあまりにも生物的で、だからこそおぞましい。
「でっ、でも」
「早く!!」
 突進を弾くことはできたが、奴にダ
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