進級試験とウロボロス
英雄派残党らとの戦い×『龍喰者』に関しての説明
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とした。それに曹操がいる事で、関羽は動揺しているしここには真龍に龍神と二天龍がいる事により地獄の釜の蓋を開ける時が来た様子だ。一方俺らはずっと会話を聞いていたけど、サマエルの事を言っていた所で空間切断を使った事で無事に合流を果たした。
「よう関羽。今から何を呼び出すのやら・・・・さっさと呼び出せよ」
「関羽、置き土産をここで呼び出すとは思わなかったがそれを出してもいいのか?」
「兵藤一誠に曹操様!だが今は私が英雄派のリーダーですし、二天龍とオーフィスがいるのであれば呼び出すとしましょうか!」
広いロビー全体に巨大な魔法陣を出現させた事で、ホテル全体を激しく揺れが襲った。そんで余りにもドス黒く禍々しいオーラが魔法陣から発生したが、あれはフェイクだと言う事を知っているのは俺ら黒神しか知らない事だ。
小型端末と禍々しいオーラを放つ事で気付かない関羽らだった。頭部・胴体・黒い羽に十字架に磔とされているが、体を強烈に締め上げていそうな拘束具だけど俺がサマエルを解放した時には無かったな。
「一ちゃん・・・・アレはコキュートスに封印されていた奴か?」
「ま、そう言う事だ。曰く『神の毒』やら『神の悪意』とされていて、エデンにいた者に知恵の実を食わせた禁忌の存在だ。だがそれは本当に本物なのか?」
「どう言う事です?これがまるで偽物みたいな言い方ですね、これは本物であり存在を抹消されたドラゴンです。これを使えば貴方方を葬る事も可能『果たしてそれはどうかな?』何を・・・・」
「それは偽物だし、そこに端末を置いているから如何にもサマエルだとな」
俺がリモコンを操作すると禍々しいオーラが消滅したと思えば、サマエル自体も消えた事に驚愕していた関羽達。そして端末が置いてあるだけとなった事で、密かに回収したので一枚の紙を代わりに置いた。蛇に化けて、アダムとイブに知恵の実を食べさせるよう仕向けた事で創造主の怒りを買った。創造主は蛇嫌い=ドラゴン嫌いなので、教会の書物の数々でドラゴンが悪として描かれた由縁でもある。
「確かにドラゴンが悪だと言う事で、教会の書物にも書かれているがサマエルは憎悪した創造主の悪意と毒と呪いと言うワンセットをその身に受けたドラゴンだ。神聖であるはずの創造主の悪意は本来有り得ないだけに、それは物凄く猛毒でドラゴン以外にも影響が出るし最悪の場合ドラゴンが絶滅するかもしれないと言う理由から冥府最下層にあるコキュートスに封印された」
「サマエルに掛けられた創造主の呪いは究極の龍殺しだから、俺は京都の時に使おうと思ったがまさかここで使う次期リーダーであるお前が使う事となるとはな。だがそれは外れであり、既に『龍喰者』はここにいる者の中にいる事を知っているのは俺達ぐらいだろう。冥界最下層は冥府を司るオリュンポス
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