Chapter T:to the beginning
プロローグ
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…ベイ中尉かな。割と好きなキャラだったし。」
「分かりました。以上で特典は全て決まりましたが、変更はありますか?今ならまだ変えられますが」
獣殿の力に黒円卓5人、そして聖遺物が1つ。十分だな。
「いや、十分だよ。ありがとね、相談に乗ってくれて。」
それにしても何故こんなに親身に説明してくれてるのに今までの転生者達はバカみたいな特典の組み合わせをしたんだ?
「というか、今までの人達にも同じように説明してるんだよね?」
「…ええ。ただ、所謂踏み台ばかりで、その...」
「…君も苦労してるんだね。」
「分かってくれますか。」
「お疲れ様です。」
全く、こんなに親切なチュートリアルは珍しいんだから、ちゃんと話を聞かないと。
それこそ俺みたいに真面目にね!
「いえ、貴方も十分に問題児だと思います」
「解せぬ」
そんなに俺って変な事をしたか?ただダンジョンをクリアしたいだけだぞ?仮に問題児的な事をしているとしてもノルマ達成の為の不可抗力だろう。そう、仕方なかったんだ。
「開き直らないでください。」
「はい、すいません」
「後は転生するだけですが、穴が開くタイプと意識が薄れていくタイプ、どちらが良いですか?」
「意識が薄れる方で。」
むしろ逆を選ぶ奴がいるのか?
とそんな事を考えているうちに意識が...
「それでは私が出来る事は以上です。ノルマの達成を心から願っていますよ」
最後に何か神様が言っていた気がしたのだが、結局聞き取れないまま俺の意識は売れていった。
「貴方の為に私の方で色々と手は加えておきました。十分に楽しんで貰えると思いますよ?」
「それこそ、十分にね」
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