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本気で挑むダンジョン攻略記
Chapter T:to the beginning
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て"ファミリア入ってステータス上げて最強になってやる"とかいう流れじゃなかったですか?」
「いや、そんな段階踏んでたら時間が無いし。」
「そもそもさっきまでサーヴァント考えてましたよね?サーヴァントなら魔力消費の分でギリギリ納得のいく範囲だったのですが何故...」
「強いし。それにカッコイイし。」
「しかも何故ラインハルト・ハイドリヒ...」

 いやいや、カッコイイじゃん獣殿。やっぱり藤井蓮と迷ったんだが、『鋼の錬金術師』なら大総統閣下、『ガンダム』ならシャアが好きな俺だ。どちらを選ぶかなど目に見えてるだろ?

「そもそも永劫破壊(エイヴィヒカイト)はラインハルト・ハイドリヒと同化しなければ使えませんよ?」
「え?そうなん?」
「渇望が違いますし、魂というか存在の強度が違いますから。特典使って聖遺物、肉体との同化をすれば使えるとは思いますが...」
「取り敢えず簡潔に言うと?」
「特典3つ使えば一応ハイドリヒ卿になって永劫破壊(エイヴィヒカイト)が使えます。」
「よし、採用」

 結局のところカール・クラフトを除けば黒円卓最強だ。特典2つで連れて行ける黒円卓メンバー二人分と思えば、どちらが上かなど比べるまでもない。

「じゃあ残りのメンバーだけど、こっちも人物と永劫破壊(エイヴィヒカイト)は別々?」
「いえ、此方はそこまで手を加えませんのでセットで特典一つ分です。ただし本来とは別の聖遺物をつけるならば2つ分です。」
「取り敢えずまず3人。ザミエル、ルサルカ、シュライバーね。」

 ザミエルさんは絶対に連れて行きたい。何せおそらくカール・クラフトを除いて黒円卓で一番"頭脳(ブレイン)"としての適性が高いから。やはりダンジョンに潜る以上指揮官は必要だろう。
 ルサルカは単純に俺の好み。だって可愛いだろ、ルサルカ。それに永劫破壊(エイヴィヒカイト)以外の魔術も使える筈だ。むしろ彼女の汎用性に期待している。
 シュライバーは単純に最強の戦力としてだ。ぶっちゃけ黒円卓で最恐の能力だと俺は思っている。良くあれに勝てたな、主人公たちは。

「残りは3人ですよ。」
「あのさ、リザさんとトバルカインのセットとかは無理だよね?」
「ええ。あくまで一人で特典一つです。」
「じゃあリザさんと、『黒円卓の聖槍(ヴェヴェルスブルグ・ロンギヌス)』単体で」
「聖遺物単体でよろしいのですか?」
「うん。トバルカインの正体を知っている身としてはやっぱりちょっとね。ザミエルにも何か悪いし。」
「貴方の決めた事なら別に良いでしょう。」
「あ、出来れば"櫻井"の一族以外でも使えると嬉しいんだけど」
「そこは補正でいけますね。そもそも"櫻井"の一族がいませんから。」
「そっか。それは良かった。」
「それでは最後の一人です」

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