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サクラ大戦来訪者は私の幼馴染
帝都崩壊へのカウントダウン中編 閉じ込められる二人
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ん、直哉君がいるからね」

「それは光栄ですね、さくら姫」

「さくら姫お願いがあります」

「なんでしょう、直哉王子」

「私と、誓いのキスをしてくれませんか?」

「・・・はい」

そして二人の唇が重なる瞬間、轟音が響いた。

「雷様におへそを取られちゃう」


(この音は雷じゃない地下からの攻撃の音だ)

「雷様におへそを取られちゃう」

「さくらちゃんごめん」

直哉はさくらを落ち着かせるために、さくらを抱き寄せそして唇を重ねた。

「「ぷはー」」

「さくらちゃん。ごめん緊急とは言え、さくらちゃんのファーストキス奪って」

「ううん。直哉君に決めてたの最初にキスする相手は」

「え、嘘本当なの?さくらちゃん」

「本当だよ、直哉君」

二人の間に甘い空気が流れるが、現実は非情だった。

敵の攻撃によって、二人は、地下に閉じ込められたのだった。


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