第24話 風の神殿
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「OK!!」
そして一気に進み、壁の色が他と違う場所を発見してそこに向かうとシャッターだったようだ。
シャッターを潜ると、所々途切れた床があるが、構わずに先に進もうとしたが、メカニロイド達が道を塞ぐ。
「邪魔だよ!!」
ルインがZXアーマーに換装し、空中のメカニロイドにバスターを構えてチャージショットで対処する。
ゼロがフレイムチップを起動し、チャージセイバーで捕獲用メカニロイドを燃やしていく。
それらを繰り返して先に進み、シャッターの前に着地してそのままシャッターを潜り抜けるとそこには先客がいた。。
「ハルピュイアと…エルピス!?」
ボロボロになり、膝をついているハルピュイアと、そのハルピュイアを見下ろすベビーエルフとダークエルフの半身を伴ったエルピスの姿があった。
流石のハルピュイアもベビーエルフとダークエルフの半身の力を得たエルピスに勝てなかったようであり、ゼロとルインは急いで、ハルピュイアの元に駆け寄る。
「ハルピュイア!」
「大丈夫!?しっかりして!」
ハルピュイアに駆け寄ってくるゼロとルインに気付いたエルピスが笑みを浮かべる。
「フッフフフフ…ようやく追い付いたようだな、ゼロ、ルイン。見ろ…これが…ダークエルフ……世界を平和に導く…究極のサイバーエルフ…だ」
「これが…エックスが言っていたダークエルフ…なの…!?」
禍々しい輝きを放つダークエルフ。
あまりにも凶悪なエネルギーにルインは目を見開くが、しかもこれでまだ半身で不完全な状態なのだと言う。
「クククッ、これでもうすぐ…無駄にエネルギーを消費するゴミのような人間と…それを闇雲に守ろうとするネオ・アルカディアを…この世界から、一掃することが出来る…ダークエルフの…真の復活を邪魔するエックスさえ…破壊すれば…ね!!」
「っ、ふざけないでよ!エックスを絶対に破壊なんてさせないんだから!!」
「黙れ!!」
エルピスが掌を翳すと、凄まじい衝撃がルインを襲う。
「うあ…っ!?」
まともに衝撃を喰らったルインが吹き飛んで、床に強く叩き付けられた。
「ルイン!!」
「私の邪魔はさせん…エックスを破壊し、ダークエルフを復活させる。」
「さ…させんぞ…」
ベビーエルフとダークエルフの半身の力の前に敗れたかと思われたハルピュイアが顔を上げ、凄まじい憤怒の表情でエルピスを見上げる。
「まっ、まだ口が利けるかっ…!!」
その気迫には、流石のエルピスも一瞬怯んだ。
しかし、エルピスが掌をハルピュイアに向けると、全身が金縛りにあったかのように動けなくなってしまう。
「ハルピュイア…っ」
まだダメージがあるのか、ルインはよろめきながら立ち上
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