暁 〜小説投稿サイト〜
ガンダムビルドファイターズ 〜orbit〜
新たな仲間
フラグ満載の回 前編
[5/8]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
サクラ。世の中にはこういう言葉がある。イエス ロリータ ノータッチ」

「はっ!そんな言葉知らんな!このエセ紳士! 」

「ちょっと。そこで変な争い始めない。とりあえず、まずは本人がどうしたいかを優先したら? 」

至極まっとうな意見だ。こちらサイドの人間も頷き、セシリアの方を見る。

「んで、セシリアはどうしたいんだ? 」

「んー…………。わたし、ガンプラバトルしたことナイからワカラナイ。セートカイも、ナニするかワカラナイ。だから、ドッチもえらベナイ」

「あー、確かに教えてねーもんなー。けど、初心者の俺でもガンプラバトルは知ってたし、案外世間知らずってやつか? 」

「ヒメラギ君。それはいくらなんでも失礼じゃないの?まあ分からないってのは少し意外だったのは確かだけど」

「生徒会も知らないのか…………外国には無いものなのか? 」

「…………なんかゴメンね? 」

ゴンッ!グハッ!ウゥッ!

ヒメラギは机に頭をぶつけ、アキザワは何故か死んでおり、サクラは呻き苦しみ出した。
俺とアマネとセシリア、それとハルカゼは触れないようにして話を続ける。

「それじゃあこういうのはどうかな?明日と明後日を使って、生徒会の仕事とガンプラバトルを体験する。それでどうするかはセシリアさんが決める。用事があるなら別の日でもいいけど、どうする? 」

「んー…………。じゃあソレでオネガイシマス」

「だってよ皆?じゃあ後は任せたよー」

ハルカゼは隣のバトルシステムのある方へと向かい、この場を後にした。





ーーー――





明日は生徒会。明後日はガンプラバトル部に来ることが決まった。

翌日、帰りのSHRが終わった瞬間にサクラが現れ、セシリアを脇に抱えて生徒会室に姿を消した。クラスの連中はそれはもう驚いてた。

「んで、なんでこんな事やってんだ? 」

「別にいいだろ?今日は部活もねぇんだしさ」

「静かにしなさいよ。中に聞こえるでしょ」

生徒会室の扉の前にはアマネ、ヒメラギが身を潜めて生徒会室の中を覗きこんでいる。俺は隣の空き教室の扉に寄り掛かって二人を見る。

「てかさ、俺もう帰っていいか? 」

「却下」

「はぁ…………」

ポケットからスマホを取り出し、レイナに電話をかける。

『はいもしもし。どうかしましたか? 』

「ああ。ちょっとアイツらのせいで帰りは遅れるかも知んね。買い出しはそっちで済ませられるか? 」

『了解です。レイ君、友達との時間は大切にしてくださいね? 』

「へいへい。そんじゃ、飯は先に作っててくれ」

『本当に分かってるのですか…………?まあ了解です。では夕御飯は作って待ってますね』

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2025 肥前のポチ