暁 〜小説投稿サイト〜
ガンダムビルドファイターズ 〜orbit〜
新たな仲間
フラグ満載の回 前編
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のような動作をし出した。
そして急に動きが止まると、疾風の如くの速さでセシリアの元に移動し、セシリアを脇に抱えて部室から出ていこうとする。

「って待て待て待て待てっ!サクラ!お前なに拉致しようとしてんだよ!? 」

「拉致ではない。お持ちk…………ではなく、保護するのだ」

サクラの肩を掴んで出ていこうとするのを引き留めると、真剣な表情でそう言ってきた。

「お前今お持ち帰りって言いかけたよな?完全に犯罪じゃねぇかよ! 」

「犯罪ではない。ここに長居すれば貴様達みたいになるかも知れぬだろう。だから私達生徒会が預かろう」

「ちゃっかり生徒会に入れようとすんな。そしていい加減セシリアの事を放してやれよ。さっきから怯えてんだろが」

脇に抱えられているセシリアは、多少ビクつきながらも大人しくしている。多分、今の状況についてこれてないのだろう。
それを見たサクラは

「…………これはこれでいい……」

「お前、もしかしてそっち系なのか…………? 」

「断じて違う!私は単純に可愛いものと子供が好きな健全な女子高生だっ!!貴様達と一緒にするな!! 」

ただの変態じゃねぇかよ。力強く言っているけど、ただの危ない変態じゃねぇかよ。

「ヤッホー。皆久し────」

部室の扉が半分位開かれると、そこにはハルカゼが立っていた。言葉を言いかけたところで口をつぐみ、中を見渡すとすぐに部室の扉が閉められた。

「って逃げんなっ!! 」

「この混沌(カオス)と化した空間をなんとかしたら入るよー」

「汚ねぇっ!! 」





ーーー――





「さて、じゃあ状況を整理しよっか」

テーブルには俺、アマネ、ヒメラギ。その対面には、膝の上にセシリアを乗せて頭を撫でているサクラとアキザワが座っている。

「サクラさんに大会の結果報告をして、それで人数不足を突きつけられて大慌てでメンバー集めをしたけど、結局誰一人も見向きもしなかった。

そこでセシリアさんが転入するという話をムウさんから聞き、セシリアさんを部室に招待し、人混みを追っ払うためにレイ君は人混みに脅しをした。

それで中に入ったらプチカオス空間になっており、トウヤ君もその一部と化した。そこでサクラさんが登場し、セシリアさんをお持ち帰りして生徒会に入れようとし、そこで僕が登場したわけね。

てか今の状況を説明するのにかなりの文字数使ったんだけど、どういうこと? 」

ハルカゼは顎に指を当て、今の状況を整理した。

「大方そんなものだ」

「とりあえずセシリアちゃんを放しなサクラ」

「だが断る。アキザワ セイヤ、どうせ貴様も私と同じ行為をしたいのだろう? 」

「否定はしない。だけど
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