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ハイスクールD×D〜黒衣の神皇帝〜 再編集版
進級試験とウロボロス
新たな仲間であるサマエル×試験会場へ合流した俺ら
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う言えばリアスから聞いたけど、身分違いの婚約発表をしたお陰で貴族社会ではキャーキャー言われておりますとか」

「あーその事か。一般市民の女性の間ではな・・・・実際そうだろうよ、何せ全てを創ったとされている創造神黒鐵と婚約する悪魔がいる事が天と地の差がある。だがそれを可能にしたのが、妻子持ちであるこの俺を惚れた者を追っ払うなどと言う権限は持っていないよ」

「マスコミ対策として蒼い翼が全面協力しているのか、冥界に来ると必ず護衛者が周囲にいるよね。例えばあそことか」

「一誠は最早超有名人とも言えるが、それを狙ってくる輩も多いと聞いたからな。ま、白龍皇である俺もその内の一人とされている」

試験会場まで来るとは思わんが、ソーナらはトレミーで待機しているしギャスパーは人間界本家でトレーニングをしていると聞いた。本来なら冥界グリゴリの神器研究所機関に行くはずだが、俺らのとこにも神器に関して強くなる方法を知っているからな。

なので神器専用ルームにて、メイドらが指導の元で自分の神器と向き合い始めている。内なる闇を解き放つには、少々時間が掛かるみたいだが俺とヴァーリ以外の者はトレミーにて待機任務のままとなっている。

「さてと、そろそろ行くぞ二人共。俺らが案内するし、絶対お前らは合格するように念じておく」

「今まで一誠君と勉強してきたからね・・・・本番では筆記と実技をミスしないようにするよ」

「その調子だが、ここからは俺も一誠も試験官をするんでね。カンニング防止と実技に関する事を任されているし、アザゼルから雇われたと聞いている」

「アザゼル先生から、ですか?てっきりグレモリー家かと思いましたわ」

「魔王から雇われたより盟友から雇われたと言う方が、ここにいる悪魔達に警戒されないようにするのさ」

試験会場である昇格試験センターに入ると、俺とヴァーリはここにいるスタッフらと合流を果たして一応確認が出来るモノを提示してもらった。蒼太と大地だったが、ブラック・シャーク隊から派遣されてきた俺の護衛者でもある。二人共グレモリーの紋様が入った印と推薦状を見せるが、アレって確か魔物の骨を掌サイズに円形に薄く削って作られたらしいな。
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