進級試験とウロボロス
新たな仲間であるサマエル×試験会場へ合流した俺ら
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更に奥となりますので我と一緒に来て下さいませ兵藤様》
「そう言うと思っていたよハーデス。解放するなら今回の件は大目に見ておくからな、俺らを舐めた行動を取るとどうなるか分かっているよな?」
そう言うとハーデスが直接案内をしてくれるので、更に奥へと進んで行くが死神は一切いないので安心して奥へ奥へと進んで行く。すると巨大な氷を発見すると、ハーデスがいなくなっていたのでこれが封印された龍喰者サマエルのようだ。
氷から砕かられて出て来たサマエルだったので、回復とこの辺りの灯りとしてフラッシュを使った。そうするとサマエルのデカさが直に分かるし、目を開けたサマエルは頭を上げて背伸びをしてから俺を見た。
『うーん・・・・あれ?僕はコキュートスで永遠に眠ってたんじゃないの?』
「ようサマエル。随分と眠っていたらしいが、久しぶりなのか初めましてなのか分からんよサマエル」
『あー!この波動にオーラはもしかして創造神?でも僕を封印した張本人だとしても、君から発する殺意や敵意も無いしまるで歓迎されているかのようだよ』
「そりゃそうだろうよ・・・・お前を封印したのは今代じゃなくて前代創造神だからな。なので俺はお前を封印した覚えはないぞ」
『改めて見ると僕を封印した創造主は女性だった気がするけど、前代と今代がある何てビックリだよー。ところで僕に何の用で来た訳なのさー?』
「お前を解放した理由は、これから先お前を使って俺の仲間らを殺そうと未来予知が来てな。だったらサマエルを仲間にして、そいつらの企みをぶっ壊そうかと言う事でここに来た訳さ。要するにお前を救いに来たのだ」
サマエルは久々に解放されたのか欠伸やら体を動き回していたが、ここで一つ予想通りの問題が発生した事でしばらく考えていた俺だった。ドライグとティアを中に居させているので、サマエルを俺の中に入れると滅ぶ可能性があるからだ。なのでそう言う事を言うかと思い、一つの展開として一度サマエルを宝玉としてから俺の力を纏った状態にしたら大丈夫だと結論が出た。
「物は試しだ・・・・お前を宝玉にしてっと。そんで俺の中に入れ、サマエル!」
『それじゃ、いっくよ!』
宝玉状態となったサマエルに俺の力を包んだ状態のまま体の中に入れた事で、サマエルの毒や蝕む事が一切ないので完了となった。そんでドライグ同様に一度肉体を創ってから、魂を器である肉体へ入れた事でドライグ同様小型ドラゴンと化した。
「これでいいとして、これからよろしく頼むぜサマエル」
「うん!これからは一誠の役に立つように頑張るよ、ドライグもティアマットもよろしくね!」
「ああ、こちらこそだが相棒。本当に良かったのか?俺らドラゴンに対して痛みを感じないが」
「それとは逆に力を感じるわねー。まるでド
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