19.プロローグがはじまる
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早く元気づけてあげなくては…という使命感にかられた。
「そのあとは何か予定はあるんですか?」
霧島のこの質問に対し、私は不敵な笑みを浮かべ、こう答えた。
「悪巧みデス! 今からダーリンをあっちで目一杯焦らすために、これから人生を楽しんでやるのデース。デュフフフフフゥ……」
「それはいいですがお姉様……笑い方が気持ち悪いです……」
「金剛さん、まじキモい……」
鈴谷からの腹立たしい一言で今晩の折檻を決意した私は、バスの進行方向を見た。バスに立ち塞がっているたくさんの交差点の信号はすべて青。どうやら私のプロローグは、幸先の良いスタートを切ったようだ。
終わり。
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