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魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Epico?ドクター・プライソン〜Prologue for Episode W〜
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儀して退室。そんな中、「お子さん居たんだ〜」私はそう思って、一度会ってみたくなった。だからドクターに「あの、ついて行ってもいいですか?」って、確認してみる。するとドクターより先に「すずかさ〜ん? おサボりはいけませんよ〜?」クアットロさんがポンっと肩に手を置いてきた。
「いや、構わないよクアットロ。一緒に来たまえすずか君」
「あ〜ん、ドクタ〜。甘やかし過ぎですよぉ〜?」
そうしてドクターと私とクアットロさんは、ウーノさんの後を追うことに。スライドドアと研究・開発室の各部屋を通って辿り着いたのは、メンテナンスルームって呼ばれるらしい部屋。そこに「あれ? あなたは確か・・・」私を見て驚くクイント准陸尉と、それに・・・
(わぁ♪ クイント准陸尉にそっくりだ!)
女の子が2人。1人は私より少し小さい子で、たぶん1つか2つくらいの年下だと思う。もう1人はヴィータちゃんくらい・・・7、8歳かな。クイント准陸尉にそっと寄り添ってる2人は本当に可愛い女の子なんだけど、着ているのはどういうわけか入院服。
「お久しぶりです、クイント准陸尉。第四技術部所属、第零技術部弟子、月村すずかです!」
ビシッと敬礼すると、「ええ、久しぶりね! リンドヴルム壊滅、おめでとう♪ さすがチーム海鳴ね」クイント准陸尉も笑顔で敬礼を返してくれた。そして「私の娘を紹介するね」側に居る2人の女の子の背中をポンと優しく叩いた。
「ギンガ・ナカジマです!」
「あの・・・、スバル・・・ナカジマ、です」
大きい子がギンガちゃんで、小さい子がスバルちゃん、か。私も「月村すずかです♪」笑顔でお辞儀した。
「挨拶もそこそこにして、2人とも。いつものように検査台に横になってくれたまえ」
「はい」「・・・・」
ドクターの指示にギンガちゃんはしっかり返事をして、スバルちゃんは小さく頷いて応えた。その後に2人がチラッと私を見る。どこか不安そうな表情。その意味が解らない私は「ん?」小首を傾げることに。
「ギンガ、スバル。すずかちゃんは大丈夫♪ おかーさんが認めるすごい子だから♪」
えっへんと胸を張るクイント准陸尉の太陽みたいに明るい笑顔に、ギンガちゃんとスバルちゃんは頷いて、ココとアクリル材の壁で隔たれた部屋に設けられてる診察台のようなところに横になった。
「今さらですけどドクター、クイント准陸尉。どうして2人はスカラボに? 普通は医務局じゃ・・・?」
ここは第零技術部。検査するのはデバイスとかの機械類のはずなのに。しかもさっきメンテナンスルームって言ってた。私の疑問に答えてくれたのは「ギンガとスバルはね、私と夫の間に生まれた子供じゃないの」クイント准陸尉だった。
「え・・・?」
「すずかちゃん。見ていて。娘の真実
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