第一部
第二章 〜幽州戦記〜
八 〜人、それぞれの想い〜
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てはいないようだ。
「主。いただいた寵愛、この星、決して無にはしませぬぞ」
「一層、励んでくれると言うのか?」
「はい。さしあたり、調練に身を入れましょうぞ」
「……しかし、無理はするな? 特に今日は、ちと厳しいと思うぞ」
「……嫌な御方ですな、主は」
私の腕に、星の胸が当たる。
「さて、暫し一眠りするか」
「御意。この星、お供しますぞ……どこまでも」
雀の囀りを聞きながら、私はまどろみ始めていた。
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