暁 〜小説投稿サイト〜
がっこうぐらし!The world in confusion
chapter31
[3/4]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
窓に手と足をかける。

「それじゃあ…行くぞ!」

その掛け声と共に二人は窓から飛び降りて数秒後戦闘の音が聞こえてきた。

「私達もいきましょう」

「行ってくるね、めぐねえ」

「気を付けてね、それとめぐねえじゃなくて佐倉先生」

私達も階段を使って一階に降りて昇降口階段手前にあるバリケードを潜り抜けそして玄関前のしたの隙間から外に出ると玄関付近の奴等は片付けられて胡桃と誠くんはグラウンドに散らばっている奴等を一撃で倒している。

「誠!りーさん達が降りてきた!このまま校門までの奴等を倒すぞ」

「わかった!」

降りてきた私達を確認したあと私達が校門まで最短距離で辿り着けるルート上の敵を倒し始めた。

「それじゃあみんな行くよ」

音姫さんの声で皆校門に駆け出し優花ちゃんがオスカーのガトリングで近づく奴等を一掃し先頭を走る私は弓を構えて前を立ち塞がる奴等を一撃で頭を射ぬいた。

「よし!校門前についた!」

見慣れた校門を抜けて学園の敷地内から出た私達は次にジュードくんがいっている車を探す。

「どれだ…」

探す中でも奴等は着実に近づいてきており私達は焦りを隠せない。

「あれじゃないかな?」

由紀ちゃんが指差した方向を見ると窓ガラスなど割れていない自動車が1台駐車されていた。

「行ってみよう!」

その車に近づき胡桃が鍵をドアに挿すとすんなりと入り鍵を回すとドアが開いた音がした。

「これだ!」

鍵を抜きドアを開けてエンジンを回すとエンジンが動く音が響く。

「よし!エンジンがついた!早く乗れ!」

胡桃が乗るように指示すると由紀ちゃんと優花ちゃんが一番後ろの後部座敷私と音姫さんが中部座席誠くんが助手席にのり全員乗り込んだか確認する。

「よし全員乗ったな」

「大丈夫よ胡桃」

「胡桃ちゃん運転ほんとに大丈夫?」

由紀ちゃんが胡桃にちゃんと運転できるか訪ねる。

まあ、勿論運転ができるから自分でいったわけだし問題ないはず。

「いつもと感覚が違うけどまあ、任せろって!」

「違う?」

あれ?なんだろう…嫌な予感がしてきた。


「いつもはハンドルコントローラより、パッド派だからな」

「えっと…恵飛須沢さん?もしかしてゲームのことじゃあ…」

…嫌な予感的中

『えええええええっ!?』

「大丈夫だって!私の華麗なスピーン見せてやるぜ!」

「スピーンしたらダメよ!」

私の注意も空しく胡桃が動かす車は急発進され道路を突き進む。

「よし!遠足に行くぞ!」

…もう、こうなったら止められないわね

ふと、窓を見て景色を眺める。

壊れた町並み、人気のない道路…


[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ