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がっこうぐらし!The world in confusion
chapter31
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ケットにしまっていた小さな箱を取り出して私に渡した。
「これは?」
「開けてみれば…わかる」
そういわれて箱を開けてみると…そこには水色のヘアピンがあった
「ヘアピン?」
「ああ、…悠里にはいつも助けられたしさ…その…御返しでプレゼントを…」
ゆうくんは少し照れた表情で私に言う。
「ちょっとつけてみて」
「え?ちょっとまって」
ゆうくんにつけてと言われて私は水色のヘアピンを前髪の一部をサイドに束ねる。
「ど、どうかな?」
似合ってるかどうかゆうくんに聞いてみる。
「すごく似合ってる!」
ゆうくんは嬉しく笑った、よかった…
「あ、そうだ…ねえ、ゆうくん…昔の約束覚えてる?」
「約束?なんの?」
うーん、やっぱり覚えてないか…
「あれだよ、いつか私をお嫁さんに貰ってって話♪」
「お、お嫁!?」
ゆうくんが赤く取り乱す、なにか変なこといったかな?
「ゆうくん?」
「え?いや…うん、覚えてる」
「じゃあ、大きくなったら私をお嫁さんに貰ってね♪約束だよ」
「あ、ああ…約束する……多分忘れるだろうけど…ボソッ」
?あとの方がうまく聞き取れなかったけど…なにか言ったのかな?
「じゃあ、またね、ゆうくん!」
「ああ!またな!悠里!!」
回想修了
「〜!!」
思い返した私は顔を赤くして頭を抱えた。
わ、私、そういえば羞恥心もなくゆうくんにあんな約束してたの忘れてた。
い、今思うとものすごく恥ずかしい
「け、けど流石にゆうくんも忘れてるよね」
もう7年になるんだ忘れていて可笑しくない
「りーさん、そっち終わったか?」
「ひゃ、ひゃい!」
突然、胡桃が入ってきて、とっさにした返事は完全にまともに返せていなかった。
「だ、大丈夫かりーさん?」
「だ、大丈夫よ、荷物は纏めたわ…そっちは?」
と、取り合えず平然を装うしかないわ…
「由紀がまだ終わってなくてそっちは音姉が手伝ってる、それじゃあ、私次は優花の方見に行くから」
そういって胡桃は部屋から出ていった。
…危なかった…そんなことバレたら胡桃になんと言われるかわかったものじゃない。
「と、取り合えず荷物を再確認しましょう」
確認に越したことはない、そう思いまた、荷物を確認し始めた。
みんなの準備が完了して午後の5時半夕日は静かに沈み始め奴等も予想通り下校していくのを確認して胡桃は私達の方向に向く。
「それじゃあ、そろそろ行くぞ、もし車が動かなかったら即座に撤退遠足は中止だ」
胡桃が言うことにみんな頷くとそれを見てから胡桃と変身した誠くんが
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