第21話 炎の神殿
[3/5]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
えーっ!」
ショットを連射し、メカニロイドやパンテオンを一体一体確実に撃破していく。
そして二人は不安定な足場を物ともせず、ルインはHXアーマーで、ゼロはダッシュジャンプで一気に進み、そして壁を駆け上がるとシャッターがあった。
道を塞ぐパンテオンやメカニロイドを薙ぎ払いながら、シャッターを潜り抜け、中に入った途端に下からマグマが上ってくる。
二人はマグマに落ちないように、すぐさま上に移動する。
「扉だよゼロ!!」
何とか脱出して奥の方を見遣ると、パンテオンに守られたシャッターがあり、それを守るパンテオンをルインがダブルセイバーで斬り捨てる。
そして潜り抜けると、真下にあるシャッターが開き、二人はそのまま落下して地面に着地した。
「随分広い所に出たね」
ルインが呟いた直後にファーブニルが向こう側から姿を現した。
「よう、ゼロ、ルイン。エルピスを追い掛けてきたんだろ?知ってるぜ!!ダークエルフだか何だか知らねえが、あんな奴、ハルピュイアに任せといてこっちは、こっちで楽しもうぜ!おらああああっ!!行くぜーーーーっ!!!」
ファーブニルの全身を光が包んでいく。
光が収まった時には、ファーブニルは今までの人型ではなく、戦車を思わせるメカニロイドのような姿になっていた。
「へ!?何その姿は!?」
「こいつが俺達四天王のパワーアップ、アームドフェノメノンだ!今の俺のパワーは前の時とは比べ物にはならねえぜ!!」
「確かにパワーはありそうだね…」
かなりの巨体だし、確かにレプリロイドの姿の時よりかなりパワーが上がっていそうだ。
「ファイアショット!!」
ファーブニルが前進するのと同時に二人目掛けて巨大な火炎弾が砲門から発射される。
「うわっ!?」
「くっ…!」
あまりの熱量を誇る火炎弾に、ルインとゼロは咄嗟にかわす。
パワーアップしただけあって火炎弾の威力が人型の時とは比較にならない。
「燃え尽きろ!ヴァイタルバーナー!!」
火炎弾の次は砲門から火炎放射を繰り出す。
「っ!!」
「チッ!!」
咄嗟にゼロが前に出て、シールドブーメランを展開することで火炎放射を何とか受け止められたが、ゼロは膝をつく。
「大丈夫、ゼロ!?」
「ああ…だが、シールドブーメランでは完全には防げない。距離を取るぞ」
二人は距離を取ってゼロはバスターショットを引き抜いてサンダーチップを起動させると、武器に雷属性を付加させる。
ルインもセイバーを同時にチャージする。
「プラズマビット!!」
「そこだっ!!」
電撃弾とチャージショットがファーブニルに同時に直毛する。
「ぐっ、やりやがったなっ!こいつを
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ