暁 〜小説投稿サイト〜
ロックマンゼロ〜救世主達〜
第21話 炎の神殿
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込むと、オペレーターの二人が転送準備に入った。

「ゼロさんとルインさんが、出撃されます。各員、転送準備にかかれ」

「転送準備完了…転送!!」

転送の光に包まれたゼロとルインはネオ・アルカディアの炎の神殿に向かうのだった。

「無理…しないでね…二人共」

二人の無事を祈りながら、帰りを待つシエル。

そして炎の神殿の入り口前に転送されたゼロとルインだが、こちらに気付いたパンテオンが向かってくる。

ゼロとルインは同時にセイバーでパンテオンを斬り捨てた。

「あれ?ここ、行き止まりなの?」

少し先に進むと壁にぶつかり、シャッターも何もないことに気付いたルインは周囲を見渡した。

「いや、これは前に見たことがある。」

ゼロが壁に近寄ると、柱の形をしたシャッターが開いた。

「隠し扉?」

「ああ、一年前にネオ・アルカディアで見た物と同じだ。」

中に入ると、煮えたぎったマグマがある部屋に出た。

周囲を見渡すと、罅が入った柱が見える。

「あの柱…使えないかな?」

「何か強い衝撃を与えれば崩れそうだがな」

「衝撃…あ、あの爆弾は?」

ルインが指差した先には、こちらに向かってくる爆弾型のメカニロイドがおり、あのメカニロイドの爆発の威力なら確かに壁を崩せそうだ。

しかしタイミングを外せば、自分達が爆発の餌食になりそうだが。

「私に任せて、FXアーマーのショットなら」

即座にFXアーマーに換装し、二丁のナックルバスターをメカニロイドに向けた。

「それっ!」

ナックルバスターにはルインの思い通りに動く弾を誘導する機能があり、上手くショットを操作してメカニロイドに当てると、罅が入った壁に当てる。

そして、それの繰り返しで奥に進み、シャッターを開いた。

「はあ、熱かった…」

「マグマだからな。」

部屋から出ると、再び何体ものパンテオンがやってきた。

「グラウンドブレイク!!」

ナックルバスターを地面に叩き付けると火柱が発生し、パンテオン達を飲み込んだ。

一気に進むと、再びシャッターが開き、中に入ると同じようにマグマのある部屋であった。

ルインはショットでメカニロイドを吹き飛ばしながら、確実に先に進んでいき、奥のシャッターが開いたので奥に向かうと、降りられる場所がある。

下に複数のエネルギー反応があるため、どうやらまだまだパンテオンとメカニロイドはいるようだ。

一気に飛び降りて、下にメカニロイドをゼロはZセイバーで、ルインはナックルバスターで破壊していく。

「フンッ!」

パンテオンの盾をチェーンロッドで奪い、ルインがダッシュで距離を詰めて、メガトンクラッシュで殴り飛ばす。

「喰ら
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