五話
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「お嬢様、彼は四大魔王セラフォルー・レヴィアタン様の眷属の一人、戦車です」
「「「「「「ええええええええええええええええええええ!!!?」」」」」」
お〜お〜驚いてる驚いてる。皆口開けてポカーンてしてるな。こんな感じ(゚д゚)。いやはや、結構笑えるなこれ。
「鬼龍君、あなた悪魔だったの?それも魔王の眷属って」
「まぁいいじゃねぇか、今はそこは重要じゃねえだろ」
「重要じゃないって貴方ねぇ」
「まぁそこんところは追追話すとして。いいのか?グレイフィア。あんま加減出来ねぇぞ?」
「大丈夫でしょう。それに少々やりすぎな位がちょうどいいと思いますので」
「ならいいか。おいリアス嬢、お前さんとこの持ってる山があったろ、そこでいいだろ」
「ええ、もともとそこで特訓するつもりだったし」
「よし!なら明日の朝集合な。じゃあな」
そう言ってさっさと帰る。あの場にいたら質問攻めにあうのは目に見えていたからな。アイツら用の特訓メニューを考えねぇとな。そうだ、うちのモンにも手伝ってもらうか。
翌日 早朝
俺とグレモリー眷属は山を登っていた。
「ぜぇ………ぜぇ………き、キツイ………」
「おーい、兵藤一誠〜。へばってる暇はねぇぞ〜」
「てかなんで先輩は俺の荷物の上に座ってるんですか!!!」
そう、俺は兵藤が背負っている巨大な荷物の上に座っている。何故かって?そりゃあ……
「歩くのがめんど、じゃなくてお前を鍛える為だよ」
「今面倒って言いませんでしたか!!?」
「言ってねぇよ、あれだよあれ、んーと何だっけ?」
「いや俺に聞かれても知りませんって!!」
いやーなかなかいいツッコミじゃないの。いじりがいのあるヤツを久々に見つけたな。
「って言うか、これのどこが鍛えてるんですか?」
「ああ?なんだよ分かんねぇのか?いいか?お前はまず特訓をする以前に体がなってない。一から鍛えねぇといけねぇのよ。おわかり?」
「ええっと‥なんとなく」
「ならキビキビ歩け、ほかの奴らは先に行ったぞ?」
「へ?うおっマジだ」
「あ、あと三十分以内に登りきらなかったら罰ゲームな」
「ええっ!?」
「ほれほれ、あと29分59秒だぞ?」
「うおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!?」
「ぜぇ………はぁ………ぜぇ………はぁ………ぜぇ………はぁ………オエッ」
なんやかんやあってグレモリー家の別荘に到着。ちなみに兵藤は罰ゲームを免れました。
「おい、倒れてる暇はないぞ。着替えてこい」
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