第17話 輸送機工場
[1/5]
[8]前話 前書き [1]次 最後 [2]次話
輸送機工場に転送されたルインだったが…あまりにも見覚えがありすぎる場所に首を傾げた。
「ねえ、シエル…私は輸送機工場に行くんだよね?ここはどう見ても前のミッションで来た兵器工場じゃない?」
破壊された動力炉もあることから、どこからどう見ても、前にミッションで来た兵器工場だ。
『ごめんなさい。どうやら兵器工場から輸送機工場に繋がる道があるらしいの。近くに何か入り口はないかしら?』
「えっと…」
シエルの言葉にルインは辺りを見回すと、大きな穴が開いている場所があった。
「前に来た時にはなかった穴…怪しいな…ここから入ってみるよ」
『ええ、ルイン。気をつけて。危ないと感じたら直ぐに戻ってきてね』
「本当に危ないなら直ぐに戻れないけどね。行ってきます」
冗談めかしながらも、ルインはHXアーマーに換装すると、ホバーでゆっくりと下降していく。
ゆっくりとホバーで下降していくと、途中でルインの潜入を察知したメカニロイドが発砲してきた。
ルインはそれをエアダッシュとホバーを駆使してかわすと、ダブルセイバーで両断した。
「こういうメカニロイドがいるってことは怪しいな…よし、一気に行くよ!!」
ホバーを解除して一気に下に降りていくルイン。
途中のメカニロイドの攻撃も上手くかわしながら順調に下に降りていくと、広い場所に出たので再びホバーを使って上手く着地した。
「どうやら、ここが輸送機工場の通路みたいだね。バケツみたいなので何か汲み上げてる…もしかしてこれ、マグマ?」
どうやらこの輸送機工場はエネルゲン水晶ではなく、今では珍しいマグマのエネルギーで稼働しているようだ。
「へえ、この工場はマグマのエネルギーで稼働しているんだ。自然のエネルギーを使うなんて感心感心。やっぱりこういうのに着目する人はいつの時代にもいるんだね」
『あの…ルイン。感心している場合じゃないと思うんだけれど…』
「ああ、ごめんごめん。それじゃあ先に進むよ」
本来の目的を思い出したルインはHXアーマーの機動力を活かして汲み上げられているマグマをかわしながら、順調に先に進む。
そして、奥にある梯子から駆け降りて下にいるパンテオンの鉄球をかわしながら、エアダッシュで接近し、プラズマサイクロンを繰り出した。
パンテオンは電磁竜巻に飲まれ、爆散したのを見届けると更に下に下降してまた似たような通路に出た。
メカニロイドがこちらに光弾を放ってくるが、それをダブルセイバーで掻き消すのと同時に電撃弾を放つ。
電撃弾を受けたメカニロイドは爆散し、ホバーとエアダッシュを駆使して先に進む。
汲み上げられたマグマに触れないようにタイミングを見計らいながら、途中で現れるパンテオンやメカニロイ
[8]前話 前書き [1]次 最後 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ