進級試験とウロボロス
中間テストの勉強会×猫又の発情期回避
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ゼルも頷きながら黒歌に説明を願ったので説明したが、黒歌と白音はレアな猫又であり猫?だ。子孫を残すのは良い事だが、残念ながら俺と情事後は必ず浄化をする事は了承しているが何故するかについてはまだ説明してない。それに白音は体が小さい為、猫?の出産は心身共に成熟した状態じゃないと危険を伴うからだ。
「人間界でも似たような事があるように、出産は母胎にとって大変な事ぐらいは知っているだろう?白音は未成熟であり、現時点で子を宿して出産の際に母子共に耐えられずに死ぬ確率が高い。それを含めてもう少し成長した方がいいとの判断だが、今発情期が来ているのなら自然と納得出来るだろうよ」
「猫?の本能で子作りしたくとも出来ない状況だけど、一体どうして小猫先輩は発情しちゃったのでしょうか?」
「それは恐らく俺ら人間界本家組であるイリナ、ソーナ、シーグヴァイラ、レイヴェルらの関係を見て感情が高まったんだろう。それと最近では朱乃とアーシアがここで暮らしているからな・・・・自然と好意が膨れ上がり、少し早い発情期が来たのだろう」
「なるほどね。それなら納得出来るわ、最近の小猫は一誠の事を見続けていたしね。それに朱乃とアーシアがここに住み始めてから、増々発情期に入ってしまったからかしら」
「一ちゃんの言う事は全て正しいが、今は落ち着いて寝ているが発情期を無理やり抑え込む事は小猫にとってむ苦しむ展開となる。一ちゃん印の薬で抑制し続けてもな・・・・そう言えば一番手っ取り早い方法があると言ったがもしかしてアレの事じゃないだろうな?」
白音の状態がずっと発情期のままだと、苦しい展開へとなるので俺は白音が落ち着いて目を開けるまで話さないでおこうとしたが、アザゼルが聞いてきたので俺は無言の頷きをした事でアザゼルは苦笑いしていた。白音の誘惑を耐えると言うのは、俺にとっては無理な話なので黒歌と同じ事をしようと思っている。方法はこれしかないのでアザゼルは静かに頷いた。
「そう言う事で白音については俺に任せてほしいが、ここにいる朱乃らを呼んでから話をしたいと思っている」
「何か重大な話か?」
「まあな。桜花、朱乃らがいる学習室にいる全員をここに呼んで来い。ヴァーリらは分かっていると思うから」
「畏まりましたご主人様」
俺らはソファに座っていると部屋着姿である朱乃とアーシアを見たのか、ここに住み始めたのが慣れた朱乃らである。ここにグレモリー眷属が揃ったが、ヴァーリチームと英雄チームの召集に時間が掛かると言われた俺は次元の狭間本家にいるオーフィスから報告をもらった。
『一誠、今いい?』
『久々の連絡かと思えば、オーフィスか。どうした?』
『我が放った蛇が戻ってきた・・・・「禍の団」に何か動きがあった』
『オーフィスの蛇
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