第13話 爆撃機
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った」
ゼロはシエルに言われた通りに倉庫のある部屋に向かい、倉庫に入ると、確かに穴が開いていたのでそこから脱出し、待機していた輸送機の上に着地する。
「これなら通信が届くか…?」
レジスタンスベースに脱出に成功したことを告げようとしたが、突如輸送機に一体のレプリロイドが着地した。
「そう簡単に、帰すわけにはいかんな、ゼロ!爆弾は、解除されたようだが…まだ、あの爆撃機ごとお前達の基地に突っ込むことが出来れば、作戦は続行出来る!!お前もこのクワガスト・アンカトゥスと一緒に炎の矢となれ!!」
「アンカトゥスだと…?ネオ・アルカディアで倒したヘラクリウス・アンカトゥスと同じ…」
「ヘラクリウス・アンカトゥスは我が兄上だ!ゼロ…兄上の仇も討たせてもらうぞ!!」
クワガストが凄まじい勢いでゼロに向かって突進してくる。
それをゼロはジャンプでかわしながらアイスチップを使い、武器に氷属性を付加させる。
兄のヘラクリウスは氷属性が弱点だったので、ならば弟のクワガストも氷属性が弱点のはずだ。
「喰らえ!」
氷属性のチャージショットを放つが、それをクワガストは旋回してかわす。
「その程度の攻撃が当たるわけがあるまい!サイクロン!!」
「っ!?」
次の瞬間、ゼロの体が凄まじい勢いでクワガストに向けて吸い寄せられていく。
「マンディブルクラッチ!!」
「ぐっ!?」
「このまま断ち切ってくれるわ!!」
引き寄せたゼロを顎の鋏で挟むと、顎に力を入れて真っ二つにしようとするが、ゼロもそのままやられるつもりもなく、片腕で鋏を押さえながらバスターをクワガストに向けた。
「っ…だが、これならかわせないだろう?」
「ぐあっ!?」
ピンチを利用して至近距離でのチャージショットを発射すると、弱点属性をまともに喰らったクワガストが仰け反る。
その隙を逃すまいと、ゼロはショットを連射したが、クワガストのアーマーはヘラクリウス同様に強固であり、大したダメージを与えられない。
「奴同様に固いか…」
「この程度で俺を倒せるとは思わぬ事だ!ビートアンカー!!」
ゼロに向けてレーザーを放ってくる。
シールドブーメランでそれを受け流しながら距離を詰めて、Zセイバーによる三連撃を喰らわせる。
「ぐっ!これしきのことで!!」
距離を取ろうとするクワガストだが、ゼロはチェーンロッドを伸ばしてクワガストを拘束した。
「何!?」
「悪いが…仲間が待っているんでな…一気に終わらせてもらうぞ」
拘束したクワガストを引っ張り、距離を詰めるとチャージセイバーを叩き込んだ。
「ぐああああ!お、己!!」
鋏でゼロを挟もうとするが、それを屈んでか
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