第13話 爆撃機
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「急いで爆弾の解除をするわ…デバイスは…こっちね。信管の解除まで九十秒必要よ。それまで…お願い…」
「了解。」
次の瞬間、背後のシャッターが開く音がしたため、背後を見遣るとパンテオンとメカニロイドが入ってきた。
「チッ…」
「迎え撃つよゼロ!」
ゼロがバスターショットを引き抜き、此方に向かって放たれる光弾をシールドブーメランで跳ね返す。
そしてルインがFXアーマーに換装すると、ナックルバスターからショットを連射した。
ゼロも攻撃の合間を縫ってチャージショットを放ち、それを繰り返していくと、シエルがルイン達に声をかけた。
「何とか…半分まで解析出来たわ。後少し頑張って!!」
「心配しないで!絶対に守ってあげるから!!」
「お前は自分のやるべきことに集中しろ」
ルインとゼロの頼もしい言葉にシエルは頷くと、作業を続ける。
「纏めて倒す!フリージングドラゴン!!」
LXアーマーに換装してハルバードをチャージして氷龍を召喚し、パンテオンとメカニロイド達を纏めて破壊していく。
「トリプルショット!!」
ゼロもエレメントチップを状況に合わせて切り替えながら多彩な技を繰り出して迎撃していく。
「後少しで…何とかなりそう…」
シエルもデバイスを操作する手を早くしていく。
「くっ…キリがない…」
「ゼロ、アレをやるよ!」
「アレか…」
ルインがZXアーマーに換装してZXバスターを構えるのと同時にゼロもバスターを構え、同時にエネルギーチャージをする。
「クロス!!」
「チャージショット!!」
ルインが発射したチャージショットに時間差で発射されたゼロのチャージショットが合体、広範囲を拡散するチャージショットとなってパンテオンとメカニロイド達を飲み込んだ。
「…信管解除、完了!!」
『信管の解除を確認。転送します。安全を確保して下さい』
ルージュの言葉に安堵して、ゼロとルインは残りの敵がいないことを確認した。
「敵は全て撃破したよ。ルージュさん、転送してくれる?」
『了解。安全を確認、転送を開始します』」
「シエル、ルインと一緒に先に行け。」
先にシエルとかなり消耗しているルインをレジスタンスベースに帰還させようとするゼロ。
「分かった!ゼロも急いで!!」
「お先に!!」
シエルとルインが転送の光に包まれ、レジスタンスベースに帰還するのを見届けたゼロは自分もレジスタンスベースに帰還しようと、通信を繋げようとした時であった。
突如、爆撃機が揺れた。
『大変、ゼロ!乱気流のせいで…転送が上手くいかないみたい!!爆撃機の倉庫が壊れてるからそこから脱出して!!』
「…分か
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