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ダンジョンにSAO転生者の鍛冶師を求めるのは間違っているだろうか
メグさんに伝えたい言葉
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う一緒に寝たかい?』
『へ? 一緒に寝るって、俺は寝床に困るほど貧乏じゃないですよ』
『あぁーーもう、いいさぁ、白を切るならそれで。それよか、メグちゃんに会いに行くんならこれ持って行きなっ!』
『うっ…………何ですか、これ? 変な臭いがしますよ』
『じゃが丸くんメロンソーダ味デラックスだよ』
『め、めろんそーだ味でらっくす? 誰が食べるんですかこれ! 何か緑がかってますよっ!?』
『メグちゃんだろうが』
『………………そうでしたね』
『はい、二〇〇ウ゛ァリス』
『…………高いですね…………はい(ちゃりんちゃりん)』
というわけである。
そんなメロンソーダ味デラックスをメグさんは満足そうにぱくぱくと食べているのだが、俺には腐って緑色に変色したじゃが丸くんを口に放り込んでいるようにしか見えない。
まあ、だけど、喜んでくれているようで何よりだ。
「私は、浩希くんが約束を守って来てくれて嬉しいんだよっ」
「ははっ。お安い御用ですよ」
本当にお安い御用である、こんなに嬉しそうな顔を見れるなら。
「それに――」
「ん? 何ですか?」
じゃが丸くんを口に運ぶ手を止めて、メグさんが俺の目をしばらくじっと見てから、ニッコリ笑うと、
「それに、浩希くん、良くなったみたいで本当に嬉しいんだよ」
と、言った。
「……えっ?」
俺は唐突な言葉にぽかんとする。
「私の勝手な思い込みかもしれないんだけど、浩希くんが何か抱えているように見えたから心配だったんだよ。だけど、笑っているのを見て何だか荷が下りたみたいに見えるんだよ」
そう言ってメグさんは満面の笑みを浮かべる。
ようやくここでメグさんがずっと自分のことを気にかけていたことに気付き、我知らず胸が一杯になる。
「心配してくれていたのですか」
「ま、まあね。だけど、半信半疑だったし、もしかしたら欝陶しがられているかもと思っていたし…………」
と、尻つぼみになるメグさんに、
「いえ、そんなことはありませんでしたよ。今思えば、メグさんには救われていたような気がします。人をずっと避けていたから、ここで空っぽの心を埋めていたのかもしれません」
「…………へっ?」
込み上げる思いをそのままに吐き出した言葉に今度はメグさんが呆然とする番だった。
「今頃ですけど、ありがとうございました」
「えっ……あ……うん……どう致しまして」
どう答えたものかと、照れ臭そうにしどろもどろと考え倦あぐんだ末にメグさんは言った。
「……………………………………」
「……………………………………」
そして、二人の間に沈黙が訪れた。
だけど、決して、重
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