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ソードアート・オンライン〜Another story〜
キャリバー編
第214話 求めるは伝説の剣
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ているソイツの
SS
(
スクリーンショット
)
が。
……が、それは一概には言えない。
確かにサーバーにまだ 1本ずつしか存在されていないとされる其々の武器。各種類にあるとされる
伝説級武器
(
レジェンダリー・ウェポン
)
の1本を得たとなれば、自慢をしたい、誇示したいと思うだろう。ネットゲーマーであれば、その傾向はより強い。
だが、先程でも言った通り、……一概には言えないのだ。
目立つ事を、あまり
好まない者
(
・・・・・
)
もいるから。そして、
公表をしていない
(
・・・・・・・・
)
者もいたから。
それは兎も角、和人は視線を再びタブレットに向けながら疑問を口にした。
「でも、じゃあ どうやって見つけたんだ? ヨツンへイムは飛行不可だし、けど飛ばなきゃ見えない高さだろ、エクスキャリバーのあった場所は」
そう、そして 更に小人数では絶対的に不利、いや 或いは無理だ。と言う人もいるだろう。そんな巨大な邪神モンスターが闊歩するフィールドにあって、更に自分達は あの時、邪神同士が戦いをしていて、直葉曰く『いじめられているほう』の邪神を助けた為、見る事が出来たのだ。
「お兄ちゃんは、あっ、隼人くんもだけど、あの時 すっごい迷ってたでしょ。トンキーに乗ったまま地上に戻るか、ダンジョンに飛び移って、エクスキャリバーを取りに行くかで」
「そ……そりゃあまあ、迷ったさ……。でも、敢えて言わせてもらえば、あそこで迷わない奴を、オレはネットゲーマーとは認められない! 故に、隼人! リュウキは皆から認められているんだっ!」
「……あんまりかっこよくないよ? それに、絶対、隼人くんも喜ばないと思うしー」
にこやかに評価する直葉は、少し考え込む様に視線を落とした。
「でも、トンキーは 私かお兄ちゃん、隼人くんが呼ばないと来てくれないから、他にヨツンヘイムで飛ぶ方法とかも見つかったと聞いてないしねー。て事は 他のプレイヤーもトンキーを助けて、クエストフラグを立てるのに成功したのかな……」
「そういうことになるのか……、あんなキモい」
「む……っ」
と、和人がその禁止ワードを言った途端、琴線に触れ、じゃなく、逆鱗に触れかかった感覚がしたのは、間違いではない。
目の前にいる、愛すべき妹が じろりと睨みを効かせているのだから。
「い、いや、個性的な邪神を助けようなんて物好き……」
「むーーっ!」
「いや、博愛主義者がスグの他にもいたとはびっくりだなぁ……」
何とか言葉を選びに選んだ和人だったが、最早手遅れだろう。だが、和人の考えも勿論否定する事は出来ないだろう。……中々気に入るのには勇気がいるモンスターだから。……邪神とも呼ばれている事も拍車をかける。
「キモくないもん! 可愛いもん! お兄ち
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