5部分:第五章
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う」
こう話してだった。三人でそのコーヒーをそれぞれ飲みはじめる。
その中でだ。また言ってきた紳士だった。
「それでなのですが」
「はい」
「それで」
「またこのお店に来ていいですか?」
こう二人に問うてきたのである。
「このお店にいると落ち着きますし」
「夢の記憶があるから」
「だからですね」
「そうです。ですから」
二人も笑顔で応える。紳士もそれに言う。
「いいですか?」
「はい、よかったら」
「宜しく御願いします」
「有り難うございます。それでは」
三人は笑顔で言い合う。そうしてにこやかにその缶コーヒーを飲むのだった。花々はその三人を囲んでかぐわしい香りと美しい姿を見せていた。
極彩色の花達 完
2010・3・16
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