第12話 ネオ・アルカディア
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「今度は炎属性のゴーレム?なら、電気属性のHXアーマーで!」
ルインは炎属性に有効な電気属性のHXアーマーに換装し、ゼロはサンダーチップで武器に雷属性を付加させた。
初めて戦うこともあり、放たれる火炎で近づけないため、ゼロはバスターショット、ルインはダブルセイバーによるチャージ攻撃で距離を取りながら攻撃する。
「そこだ!」
「ダブルプラズマビット!!」
雷属性のチャージショットと二発の電撃弾がゴーレムに直撃し、弱点属性をまともに喰らったゴーレムは感電しながら動きを止める。
そしてHXアーマーからZXアーマーに換装し、とどめのチャージショットを放った。
螺旋状に伴ったエネルギー弾もゼロのバスターのチャージショットと同等の威力のために合計チャージショット三発分の威力がゴーレムに炸裂し、粉砕した。
「よし…早く行こうゼロ!」
「ああ」
奥のシャッターを潜ると、今度は氷属性のゴーレムが立ちはだかり、ルインは炎属性のFXアーマーに換装し、ゼロはフレイムチップを使う。
「喰らえ!!」
オーバードライブで能力を底上げし、ナックルバスターのショットに炎属性を付加させる。
強力になったショットを連続で受けているゴーレムに、ゼロが追撃でチャージショットを放ち、ダッシュで距離を詰めながらセイバーを構えた。
「天昇斬!!」
炎の斬撃を喰らったゴーレムは爆散した。
ゴーレムの破壊を確認した二人は最後のシャッターを潜り抜けて、ネオ・アルカディアの居住区に繋がるゲートに続く通路を駆けて行った。
ネオ・アルカディアの居住区に繋がるゲートの前に傷だらけのエルピスが倒れ伏していた。
そしてそんなエルピスを見下ろす四天王の三人。
「ちょっと遅かったんじゃないの?ゼロ…と、確か…ルインだったかしら?この、ネオ・アルカディアの落ちこぼれ以外、レジスタンスはみーんな死んじゃったわよ」
愛用の槍・フロストジャベリンを握りながらエルピスを見下ろしていたレヴィアタンだが、ゼロとルインの姿を認識すると手を返しながら素っ気なく言い捨てるレヴィアタン。
蒼いアーマーはどことなくエックスを彷彿とさせるが、顔立ちは瞳の色を除けばルインに似ている。
「ゼーロ、待ってたぜー。こいつら弱すぎて、全然つまんねえ。やっぱり、おめえじゃないとな!おまけにレヴィアタンに似た顔のルインって奴もいるようだしな。お前、俺達に似た姿と力を使えるんだろ?そんな奴とも戦えるなんてツいてるぜ。さっ!どっちでもいいからやろうぜ!!」
ファーブニルが拳を握り締め、早速ゼロとルインに攻撃を仕掛けようとした時であった。
「止めろ」
攻撃を仕掛けようとしたファーブニルをハルピュイアが制する。
「なっ…
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