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ソードアート・オンライン〜Another story〜
GGO編
第213話 広がる輪
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ク、と言うよりはリマスターかもしれなないな。……それでも 面白かったが」
「あぅー。でも、私は暫くは良いかな……、あの世界は……」
話の内容はやはり、あのイベントの事だ。
サバイバルホラーのゲームをクリアした事で、玲奈も耐性が着いたのだろう。と思えるほだが、実はそれ程でも無かったりする。
昨日、イベントを無事にクリアする事が出来た後、玲奈は自分の部屋じゃなく、明日奈の部屋で一緒に眠ったのだから。……それは 玲奈と明日奈の秘密になっているのだった。
「それにしても、やっぱり リュウキ、っと 隼人は凄いと思うよ。ハンドガンで 最後のあんな大きい奴の弱点部分を簡単に撃ち抜いちゃったんだから。へカートで狙おうと思ったけど、大量の触手みたいなのが邪魔してたから出来なかったし」
「そーだね。隼人くんがいなかったら、私たち、綺麗にあの列車の中で吹き飛んでたと思うくらいだよ。あー、今思い出しても焦るなー。ああ言う時間制限があるイベントって……」
3人の話はどんどんと盛り上がり、クライマックスの部分。
街からの脱出に使用したのは、貨物列車だ。列車の整備をレオンと協力しながら 行って、動かす準備を整えて、いざ脱出。と言う時に最後の戦いが始まるのは どんなゲームでも定番だろう。
「基本的なモンスターの弱点は 頭だったり、目だからな。後はただ 単純にハンドガンスキルを上げていたからに過ぎないよ。オレからすれば、玲奈と詩乃が、シェリーをフォローして、列車の緊急停止ボタンを押させた所も凄いと思うがな?」
「あはっ。だって シェリーちゃんは とっても賢いんだよ? ユイちゃんときっと同じくらいだよっ」
「あはは……、確か 映画の知識で ボタンの事を知ってた、って言ってたけど……あの歳で覚えてるのは私も凄いと思ったよ。もう、途中からNPCなんて、思えなかった程だし。別れた時も残念だったしね」
「あぅ……、私もそれ 思ったよ」
隼人達が化物を貨物列車後方へと追いやった後、一緒に脱出したシェリーを2人がフォローして、列車を止めさせた。これも定番だが 列車の自爆プログラムが動いていた為、シェリーに止めさせたのだ。
全てが終わった後、最後の最後に頼りになるのは 自分達の脚だ。
長い長いトンネルの中での戦闘だった。出口ギリギリの位置で、停車する事が出来たから、何とかトンネルから脱出し、爆発の衝撃と炎を躱す事が出来たのだ。
「うんうん。でも シェリーちゃんには 幸せになってもらいたいよね……。レオンさんもしっかりしている様だけど、なーんだか 気障っぽい所もあるし……」
「ん。それは、……まぁ 警察署で 女の人と歩いていたのを見ての偏見じゃない?」
「えー、そうかな? ほら、もう1人、女の人。すっごく綺
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