進級試験とウロボロス
生徒会室での雑談
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いのよ。黒神眷属『王』である兵藤のサインは、冥界では幻と言われているんだから」
俺は持っていたマジックペンでサインしたら、凄く喜んでいたな。話の続きとしては、花戒さんは元々祐斗のファンだったが現実と夢はキッチリと分けるタイプのようなのか。祐斗が高嶺の花だと気付くと、懸命に頑張る匙に心を持って行かれたかのように惹かれたんだと。
仁村さんは匙のサポートとして、生徒会や悪魔稼業でも傍らにいたそうだし、側近みたいな感じにいたので何事にも真面目な匙の事が好きになった。
「一誠のサインは宝になるほどなのか?」
「さあな?だが冥界の親子連れは、俺のサインを貰うと家宝にしますと一点張りして売らんと言うらしいぞ」
『相棒は黒鐵改の方が人気だからな』
『確かにな・・・・それに私達二天龍が揃っているとサインを貰おうと来る者らも多い』
アイツも大変だが、友の恋模様を頷いているとヴァーリは先に教室に行くと言って戻ったが俺はもう少しここにいる事にした。教室に戻ってもいいが、テストの事で教えてと頼まれるからなー。駒王学園は女子人気が高いのが由良だが、由良本人も美少女だもんな。『騎士』の巡さんは『ギャスパー派』で、年下が好み何だと。
「私はやっぱり木場きゅんかな」
「草加さん、今度祐斗に紹介してやってもいいぞ」
俺の提案に草加さんは喜んだが、草加さんと真羅先輩も祐斗ファンでファン度だと真羅先輩の方が濃い。冥界とのゲームで共闘する時に恋をしてしまったそうで、一緒に戦う事で恋する乙女と言う感じだろうか。
「本当!?でも副会長の方を先に紹介してあげて。椿姫さん、本気で木場きゅんに恋しちゃってるから」
「そう言う事なら俺も副会長の恋に関して、静かに応援でもしとくか」
生徒会と打ち解けたのは、随分前からだけど両眷属の女子同士で交流しているようだ。ま、ソーナが俺の婚約者となってからは本格的な交流を持ってから良い傾向と言う風が吹いた。駒王学園に数少ない悪魔同士で交流を持つ事は、悪い事ではないからな。するといつの間にかいたのかソーナがいた。
「よう、ソーナ。お邪魔してるぜ」
「ええ構いませんよ。それよりまた強くなりましたね、流石は私の婚約者ですがお客さんが来ています。皆に用事を頼みますが、椿姫が部活棟で苦戦しているそうです」
「「「はい!」」」
ソーナの命令を受けて、皆返事してから生徒会室を後にしていく。残ったのは俺とソーナだけとなったが、婚約者同士だから緊張とかもしない。
「お客が来ていたのは本当のようだが、俺らと二人っきりにさせる為か。まあいいとして、赤白龍神皇帝については前々から考えていた事。心を一つに出来たのは、俺が創造神でもあるから出来た業」
「それよりも二天龍のカウンセラーをしてい
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