進級試験とウロボロス
中級昇格試験に関しての説明事項
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も興味がある話だけど『私は一誠君の眷属入りと言う事は知らないのよね?』まあ試験内容に関しても一誠君に教えてもらうわ」
アーシア、ゼノヴィアは喜んでいたがイリナだけはレイヴェル同様複雑な気持ちとなっていた。そんで念話が来たので無言の頷きを俺ら全員がした事で、イリナらは複雑な感情を持ちつつおめでたな事だ。本来だと教会トリオでワンセットだが、人間界本家では教会コンビである。
「私も先輩らに負けないように精進致します」
「おう。ギャスパーも頑張れば必ず下級から中級になれるさ・・・・何だったら俺が推薦書を出すが、まあギャスパーの鍛錬次第だろうなー」
ギャスパーも引き籠りで引っ張っていたが、今では表に出ているし時間を停めたりサポート面で活躍している。
「私も早く昇格して高給で安定した生活が欲しい所です」
「相変わらず堅実な目標を持っているが、それに関しては後々の活躍によるな。ロスヴァイセは最近になって眷属入りした転生悪魔だが、功績によるもんだな」
グレモリー眷属は多少チームバランスが偏っているが、フェニックスのルヴァルがトップレベルのプレイヤーとして活躍している。あそこのチームもそうだが、俺ら黒神眷属もバランスが良い眷属となっている。
「確かルヴァルは次期当主として強いと聞くが、にしても短期間で二人も昇格推薦になるとはな。白音もそう思うだろう?」
「・・・・そうですね。おめでとうございます、祐斗先輩、朱乃さん」
笑顔を見せる白音だったが、心なしか若干テンションが低い事に次元の狭間本家にいる黒歌から念話で来た。アイツらの昇格の話は純粋に喜んでいる様子だが、何か可笑しいなーと思いながら黒歌も俺も様子見として見ていた。
「ま、その二人以外のグレモリー眷属にも直に昇格の話が出るだろうな。何せお前らがやってきた事はデカいが、強さだけならば全員が上級悪魔クラスでもある。下級悪魔でその強さを持った者は、レア中のレアだ。それも下級悪魔ばかりいる眷属チームはな」
俺が言うけど、他のメンバーも昇格は有り得る話である。俺らが一時的に鍛えた事や黒神を全力で倒そうとしてきた事で、この二人だけが評価されたと言うのは可笑しな話だ。死ぬ寸前まで修業させた賜物でもあるが、それは俺ら黒神眷属の鍛え方である。朱乃と祐斗が立ち上がり、俺とサーゼクスに一礼してきた。
「この度の昇格のご推薦、真にありがとうございます。身に余る光栄です・・・・リアス・グレモリー眷属の『騎士』として謹んでお受け致します、創造神黒鐵様と魔王サーゼクス・ルシファー様」
「私もグレモリー眷属の『女王』として、お受け致します。この度は評価して頂きまして、真にありがとうございました」
朱乃と祐斗はしっかりとご厚意を受けたが、最終的な判断をしたのは俺である
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