進級試験とウロボロス
中級昇格試験に関しての説明事項
[2/5]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
だが、悪魔の昇格に関して、飛び級出来るぐらいの事はほとんど無いのさ」
「ま、一誠君は私達が言う内容だったしね。それに最終決定権があるのは、私達四大魔王や上層部ではなく一誠君だからね」
俺、アザゼル、サーゼクスが言った通りとなったがそれを聞いた側である二人は驚きつつ表情までが豊かになる程ではなかった。アザゼルとサーゼクスはいつの間にか持っていたグラスで酒を飲んでいたが、何時許可したんだ?
と睨むとグレイフィアが二人の頭にハリセンがヒットした。どうやら勝手にメイドらに持って来いと言ったらしいので、ハリセンをブーメランのように飛ばした事で二人は前後に当たった。
「全く・・・・あとで酒の請求させてもらうぞ?まあいいとして、祐斗と朱乃は殊勲だけ考えれば上級悪魔になっても可笑しくないんだ。悪魔業界って言うんのは、順序が存在しているし特に上が文句を言う所を俺の判断で静かにさせたのさ。だからお前ら二人に特例を認めるが、順序かルールをちゃんと守りやがれとな」
「いててて、相変わらずハリセンは痛いぜ。説明の続きをさせるが、中級悪魔になって少しの間はそれで活動しろとの事だ。その内、再び上と一ちゃんから上級悪魔への昇格推薦状が届くはずさ。なーに、中級の間に上級悪魔へとなった時の計画を本格的に練り出せばいい」
「・・・・相変わらず痛いが、君達の身分とは関係ないのだよ。テロリストと悪神ロキではサポート面でちょくちょくと功績があったけれど、前回のゲームでは見事な戦い振りを見せてくれた。そして黒神眷属との繋がりがあり、一誠君は冥界の人気者『黒衣の神皇帝』や創造神黒鐵様第二の姿である黒鐵改が大人気だ。その黒鐵様が昇格の話を振った事で、上も納得したから当然の結果だろうね」
特撮番組もポイントとなっているが、創造神黒鐵の知り合い悪魔の昇格についてを話題にしたらすぐに上層部の悪魔共も納得してもらった。最近になって上層部の悪魔とした若造がいるようだし、前回のゲームでバアル領ではなくアガレス領でやる事も最近の若造悪魔が発言していた。主にバアル派だけど、俺の一言とウィンターによって決まったようなもんだ。
「昇格試験おめでとう、朱乃に祐斗。貴方達は私の自慢の眷属だわ。本当に幸せ者ね、私は」
リアスも満足そうな笑みを浮かべていたし、心底だったが自慢の眷属が評価された事で最高の喜びを感じていた。それはソーナもシーグヴァイラも喜んでいたし、レイヴェルは少々複雑になっていた。上級悪魔であるし、フェニックス家のお嬢様となっているが今は黒神眷属として人間界に暮らしている。黒神は転生しないが、俺の婚約者となっているので半魔半神となっている。
「木場さん、朱乃さん、おめでとうございます!」
「うん、めでたいな。自慢の仲間だ」
「中級悪魔の試験とかとて
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ