第5話 ネオ・アルカディアの列車
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鎖を縮ませると、それによってメカニロイドの真上に乗る。
「他にメカニロイドはいないか…なら」
運良くゼロが乗っているメカニロイドが一番上だったらしく、他のメカニロイドはまだ下にいた。
ゼロはバスターを抜き、下にいるメカニロイドに向けてショットを連射した。
撃ち漏らしたメカニロイドには、チェーンロッドで斬り裂いていき、それの繰り返しで自分が乗っているメカニロイド以外を破壊すると、セイバーを抜いて足元のメカニロイドに突き刺した。
メカニロイドは爆発を起こしながら墜落し、無事に着地したゼロはコンテナを見つめ、損傷がないことを確認する。
「オペレーター、聞こえるか?メカニロイドの撃墜は完了した。」
『了解しました。では、ゼロさんは引き続き、ミッションを続行して下さい。』
後続部隊が来て、物資を運んでいく。
ゼロは後続部隊に物資を任せ、そのまま奥へと進んでいく。
物資が奪われたことに気付いたか、パンテオンがメカニロイドを伴って向かってきた。
ゼロはチェーンロッドを振るい、複数のパンテオンとメカニロイドを纏めて両断した。
「悪くない…」
最初に見た時は扱い辛いと感じていた武器だが、役に立つ場面はかなりあり、確かにトリプルロッドのように槍として使うよりも鞭として扱った方が良いという、ルインの言葉は間違ってはいなかったようだ。
そして向かってくるパンテオンとメカニロイドを薙ぎ払いつつ、先に進むと、黒豹を思わせるレプリロイドがいた。
「貴様ーっ!!ここをハルピュイア様のシマと知らねえ訳じゃねえよな?ふん、レジスタンスの手先が!貴様がそうやって暴れていられるのも今のうちだけだぜ!!」
『ゼロさん。あのレプリロイドはネオ・アルカディア“烈空軍団”に所属し、四天王ハルピュイアに仕えるレプリロイド。素早い動きで獲物を翻弄し、体から放電する一億ボルトの電流攻撃を得意としています。気をつけて』
「ああ…」
ゼロもセイバーのエネルギーチャージをし、互いに油断なく見据える。
最初に動いたのはフラクロスの方で、大きくジャンプするのと同時にゼロに向かって凄まじい勢いで蹴りを繰り出してきた。
ゼロは後ろに飛び退いてかわし、反撃でチャージセイバーを繰り出すが、フラクロスも身軽な動作でチャージセイバーをかわした。
「チッ…」
「喰らいやがれ!スパークボール!!」
ゼロに向けて電撃弾を放つ。
対するゼロもシールドブーメランで受け流しつつ、フラクロスに向けてシールドブーメランを投擲した。
「へっ!そんなもの軽くかわせるぜ!!」
シールドブーメランを跳躍してかわし、ソニックブームを繰り出そうとするが、シールドブーメランはブーメランの名に相応しい能力を持ち
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