暁 〜小説投稿サイト〜
ロックマンゼロ〜救世主達〜
第5話 ネオ・アルカディアの列車
[1/4]

[8]前話 前書き [1] 最後 [2]次話
ルインがデュシスの森でレジスタンス兵の救助をしている頃、ゼロも輸送列車の物資を手に入れるべく、行動を開始していた。

『この列車の先に、輸送物資を確認しました。障害物に気をつけて、列車を奪って下さい。』

「了解した…ミッションを開始する。」

オペレーターのジョーヌの指示を受け、ホルスターからZセイバーの柄を抜くと、光刃を発現させる。

セルヴォの手腕は相変わらず見事なもので、あれだけの損傷にも関わらず完璧に修理してくれた。

セイバーの破壊力に物を言わせ、パンテオンを斬り捨て、時折運搬用メカニロイドに運ばれてくるタイヤ型のメカニロイドはパンテオンより固いため、チャージセイバーかチャージショットで粉砕する。

極希にヤドカリのようなメカニロイドがいたが、セイバーで殻を両断すると、メカニロイドは殻が無くなったことで身軽となったのか、周囲を跳ね回る。

ゼロに向けて光弾を放つが、ゼロは予備のセイバーを取り出してシールドブーメラン形態にする。

シールドブーメランは光弾系を跳ね返すことが出来るため、メカニロイドが放った光弾を跳ね返し、逆に光弾を受ける。

そのまま駆け抜けるが、パンテオンがこちらにバスターを向けてきたので、シールドブーメランで跳ね返そうとした瞬間、障害物がこちらに迫ってきた。

ゼロはジャンプでかわすが、身体能力はさほど高くないパンテオンは障害物に巻き込まれて爆散した。

「成る程な…」

あれがジョーヌの言っていた障害物のようだが、タイミングを見てかわすしかない。

ゼロは立ちはだかるパンテオンやメカニロイドを近距離はセイバー、遠距離はバスターショットで敵を薙ぎ払って行く。

しばらくそれをしながら先に進むと、大量のコンテナが積まれた場所に出た。

「……あれか」

ゼロが大量の物資が入ったコンテナを見上げて、呟いた時であった。

『ゼロさん大変です!敵のメカニロイドが接近中です。恐らく、そこの物資だけでも取り戻すつもりです。敵を撃墜して、守りきって下さい』

ジョーヌから通信が入り、何かの駆動音が聞こえ、上空を見上げると大量の運搬用メカニロイドが降りてきた。

「チッ…」

舌打ちしながらセイバーを抜き、メカニロイドを一体両断したが、メカニロイドは次々降りてくる。

「させるか!」

すぐさまチャージショットを放ってメカニロイドを数体破壊したが、破壊しきれなかったメカニロイドがコンテナを抱えて上昇していく。

バスターのチャージをしていては間に合わないと判断したゼロはセイバーをチェーンロッドに切り替えた。

「はっ!!」

勢い良くロッドを振るい、鎖の光刃がメカニロイドを両断した。

そしてチェーンロッドのチェーンをメカニロイドに巻き付け、
[8]前話 前書き [1] 最後 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ