暁 〜小説投稿サイト〜
がっこうぐらし!The world in confusion
chapter27
[5/5]

[8]前話 [9] 最初 [2]次話
来てソースを作り終えた音姫さんと一緒にお肉を焼き、みんなの人数分のステーキを焼き上げ机の上に並んだ。

それは見るからに家では見られない、ファミレスなどでよく見られる光景を学校で見られるとは少し驚く所かしら

「それじゃあ、いただきます」

『いただきます』

めぐねえの声が合図にみんないただきますと言うと私はフォークとナイフでステーキを小さく切り取り切り取った部分のステーキを音姫さんが作り上げたソースに付けて口に入れる。

すると口のなかでステーキを噛むと肉汁が溢れだしあまりの美味しさに頬を笑んでしまう。
このステーキの味をじっくりと堪能し続けそれから数十分もしたら机にある料理はひとつ残らず完食した。

「ごちそうさまでした!」

「お粗末様でした、本当に美味しかったわね」

私がいった言葉にみんながうなずく、こんなの二度と食べられないと思うぐらいだ。

「けど、まあ、食べたいと思えばまた食べられるしな」

胡桃の言葉に頷く。

「そんな頻繁に食べてたら太るぞ」

誠くんの一言で空気が一変した。

「「誠くん?」」

「え?音姉?悠里?何でそんなににこにこした顔なのに、笑ってないの!?」

だって…ねえ?女の子が気にしてることをずばっと言うなんてデリカシーがない。

「少しお話しましょうか」

このとき、漸くこの威圧感を受けたのか完全に冷や汗を垂れ流している

「お、音姉…が…一人のはずなのに…ふ、二人いる」

「あ〜私達まだ整理終わってなかったわ由紀、ジュード、めぐねえ、早速取りかかろう」

「そ、そうね、それじゃあ私達は荷物整理しにいくから…そのほどほどにね」

「「はい、勿論です」」

めぐねえの言葉に同時に同じことをいって返答しめぐねえ達はさっさと部屋から出ていった。

「ちょっ!俺も!」

そういって誠くんも出ていこうとしたが、出ていく前に肩に手を掴んで逃がさないようにする。

「どこにいこうとしているのかしら?」

「は、はは」

もう誠くんはこの状況で苦笑いをするしかなかった。

「「誠くん?」」

「は、はい!」

完全に怯えた表情で私達に返答する。

「そこで正座しなさい!」

「じっくりとOHANASIしましょうか」

「……」

そしてOHANASIが終わって時計を見ると約3時間も過ぎていたのは余談である。


[8]前話 [9] 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ