第4話 デュシスの森
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こに隠れていた怪我をしているレジスタンス兵を発見する。
「大丈夫だった?」
「ひっ!?け、賢将ハルピュイア!?」
ルインの姿に怯えるレジスタンス兵からバスターを向けられてしまい、思わず溜め息が出てしまう。
「だから私はハルピュイアじゃないから…何でみんなして間違えるのかなぁ…」
基本形態のZXアーマーに換装すると、ようやく怯えていたレジスタンス兵が落ち着いた。
「あ、ああ…ルインさんでしたか…紛らわしい格好をしないで下さいよ…この遺跡は罠が一杯です。気をつけて下さい」
「うん」
簡易転送装置で傷ついたレジスタンス兵をレジスタンスベースに転送する。
「いちいち助ける度に銃を向けられちゃたまらないよ…仕方ない。面倒だけどレジスタンスを発見したらZXアーマーに換装するしかないか」
深い溜め息を吐きながら、PXアーマーに換装してレジスタンス兵の捜索をしながら先に進む。
しかし、あまり進まないうちに穴に落ちて動けなくなっているレジスタンス兵を発見した。
「君、大丈夫?助けに来たよ」
「ルインさん、ありがとうございます。他の仲間も無事なんでしょうか?」
「あ、うん。大丈夫だよ。必ず助けるから」
仲間の身を案じるレジスタンス兵を簡易転送装置でレジスタンスベースに転送する。
「この調子だと他にも罠に嵌まったレジスタンスがいるね。」
捜索を再開すると、ブロックによって閉じ込められたレジスタンス兵を発見し、剛力を誇るFXアーマーでブロックを引っ張り出した。
「大丈夫?助けに来たよ」
「どうもありがとう…ここまで来たのはいいけど、帰れなくなっちゃって…」
そして簡易転送装置でレジスタンス兵をレジスタンスベースに転送すると、ルインはレーダースコープを使いながら次々とレジスタンス兵を救出しながら遺跡の最奥に向かい、最後のシャッターを潜った。
「さあ…さっさとそれを返すんだ…それさえ返せばお前も無事に返してやる。さあ、よこせ!!」
シャッターを潜った先には蛇型のレプリロイドとレジスタンス兵が睨み合っていた。
「何をしてるの、早く逃げて!」
「あ、ありがとうございます!あの、ヒューレッグ・ウロボックルは、斬影軍団の生き残りです…お気をつけて」
ルインの声に、レジスタンス兵は安堵の表情を浮かべながら、部屋から脱出した。
「シャー、ここは、我々ネオ・アルカディアでさえ滅多なことで入れぬ場所だ…。お前をここから生きて出すわけにはいかん。悪いが死んでもらうぞ」
ウロボックルの言葉の終わりと同時に蛇型の足場である“アルトロイド”が変化する。
「ちょ、いきなり自分の得意なバトルフィールドなんて…卑怯だね」
アルトロイドは自在に動
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