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がっこうぐらし!The world in confusion
chapter24
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私はそれ以上に仲間であるはずなのに殺したということに血が上る。

「お前…仲間を何で刺した!?」

「ああ!?そんなの邪魔だからに決まってるだろ?裏切りは重罰だそれにあのポンコツを作ったやつだしな…殺して清々した」

仲間を殺して清々しただと?こいつ…!!

「お前ぇぇぇぇぇ!?」

兄を刺されて弟であろう局員があいつに突っ込む。

「お前も裏切るんだな?なら兄弟一緒にあの世に送ってやるよ!!」

突き刺していた槍を抜いて今度は弟を刺し殺そうと突きを入れるが少し横に避けて突きを避けてそのまま接近して顔面に拳を入れた。

「ぐふぁ…!?この魔力も少ししか持たないしたっぱが!?」

顔面を打たれて完全に激怒した、あいつは槍を振り回すが最小で避けて弟の拳と蹴りの連撃を食らわせる。

「ぐっ!」

その間に私は立ち上がっることはできたが今の私に何ができるか

「…そこの…君…」

かすれる声で私に呼び掛けたのは先程刺された局員だ。

「君達…に…頼みが…」

「喋るな!しっかりしろ」

傷から大量の血が流れているのをみて敵だったはずの人を心配する、いや、そんなの今はどうだっていい。

「弟…を…頼む…ジュ…ドは…まだ…はいっ…て…浅い…だか…らあいつに…罪は…」

何となく途切れ途切れだが彼が言いたいことは何となくわかった。

私は彼の最後の話を聞いてるしかなかった。

「うぐっ!」

ここから少し離れたところで彼の弟があいつと戦っていたが肩を槍が掠めて血が少量飛び出し少し顔を歪めている。

あのままじゃ不味い!駆けつけたいが今の私には…

[嬢ちゃん!武器がいるなら俺を使え!]

そんな悩みを解消する声は先程の捨てられた槍であった。

[俺だってマイスターがこんなにされて今弟が殺られそうになって黙ってるわけにはいかないんだ]

どういう仕組みかは全く知らないけど今はそれが一番いいかもしれない。

そう思って捨てられていた槍を拾って手に持ってあいつに不意打ちで脇腹に棒状の所で強打される。

「き、きさまぁ!?」

一撃で怒りの矛先は私に代わり槍を振るってくるがそこは対処して防ぐ。

[いい腕してんじゃねえか嬢ちゃん]

「なんだ!?魔力が消費が激しいだと!?」

[そいつはな、武器強化に使ってる魔力を俺がぶつかるときに吸収してるからな…]

「な、なんだと!?」

[ありがたくもらった魔力は使わせてもらってるぜ]

「こ、このポンコツがぁ!!」

…何をいってるのか全くわからないためについていけない。

「おりゃぁ!!」

そんなこと考えるのは止めて、あいつの体制を崩すと後ろにいた彼の弟があいつに取っ組み
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