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がっこうぐらし!The world in confusion
chapter23
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の勝手でしょ?」

これまた前のりーさんでは言わない言葉だ…

この4日間で一番変わったのはりーさんだ。

あの日から丸一日塞ぎ混んでいたのだが、次の日には居なくなっていた。

あの時点で門だけは閉めることに成功していたので急いで学校中を探し回って見つけたのもここだった。

あのとき勝手に居なくなったりーさんを怒鳴った…けどそこで帰ってきた言葉は

「それで?」

あまりにもりーさんが言いそうにない言葉で立ち尽くした私にりーさんは話を続けた。

「私ね、決めたの…ゆうくんを殺したあいつらを…管理局を許さない…だから管理局を潰す…組織の人間全員殺す、一人も残さずに殺してやるって…」

その時のりーさんの瞳は完全にゆうくんを殺した復讐の目になっていた。

それからりーさんは食事などの時間以外はここにいる。

「なあ、りーさん、頼むから復讐なんて止めてくれ…りーさんが憎んでる気持ちはわかる…私だって許した訳じゃないし…けど!雄也自身、りーさんにそんな復讐なんて望んでないはずだ!」

第一死んでいないかもしれない…実質死んだところをこの目で見たわけではないのだから。

「胡桃に何がわかるの!?この苦しみが!私にとって…ゆうくんは大切な…大好きな人だった!…本当に失ってから気づいた…ゆうくんが好きだって…」

りーさんの気持ちはかなりわかる、私も先輩のことが好きだったし、あの放送を見て怒りを覚えて殺したいと思ったこともある…けど

「お前は…俺みたいに殺戮者になるなよ」

雄也のあのとき言った言葉で殺したら駄目だと自分に言い聞かせてやってきた。

「雄也は私に殺戮者になるなっていった…あのときはどういう意味なのかも知らなかったけど4日前にようやくわかった…だから、私はりーさんを殺戮者なんかにさせない…」

そしてあいつが帰ってくるここを守るこれが私の決意だ。

「……少し一人させて」

「わかった、昼には戻ってきてくれよ」

そういってりーさんを残して部室に戻ることにした。

帰り道の途中何故か奴等の数が多かった。

何故と思ったがその思考は次瞬間悲鳴が聞こえてきた。

「この声…由紀!?」

何かあったのだと思って邪魔な奴等を最低限で一掃し二階に差し掛かるとバリケードが崩れていることをみて奴等ではなく管理局だとわかり悲鳴が聞こえた場所へと辿り着くと左腕なら血が流れているめぐねえと後ろには由紀と音姉、めぐねえの前にはあのとき雄也によって退いた管理局の人間がいた。


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