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がっこうぐらし!The world in confusion
chapter22
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全員に聞こえているはずだよ〜外が見える人は外を見るんだ!」
眠ろうとしていた私たちを妨げるかのように男性の大きな声が町中に響いたように聞こえる
「な、なんだ!?」
みんな眠気など完全に覚めて窓の外を眺めると巨大なコンピューターのようなウィンドウが出現しておりどこかの映像が映し出されていた。
「さあ今宵、なんとあと放送を見ながらも僕らに楯突く人が二人も現れたぞ〜といっても、一人は元々此方側の人間だった人だけどね」
男性の話が進むなか映像に二人の人の姿が映し出される。
「りーさん!音姉!あれ!」
胡桃が指を映像の方に指す。
胡桃がいっていることはわかるその映像に映し出されている人物私たちのもとへ去って行方を気にしていた人がそこにいた。
「ゆうくん!」
「雄也くん、よかった…ぶじだったんだ」
画面越しであったが生きていたことに頬をにやけさせた。
すると画面はゆうくんの姿をズームさせる。
「まあ片方だけ紹介しておこう、今映っているものこそが元僕ら側、今は完全な敵側となった期待の四大エースの一人、その名についた二つ名は禍々しい名前だが暗黒騎士!月宮雄也だ!」
そのゆうくんの自己紹介に私は耳を疑った。
声の主はゆうくんが元々例の人達と同じ組織に所属していたといっているのだ
「ゆうくんが…黒幕の組織に…いた?」
胡桃達とそれを聞いて呆然としたがそんな私たちを待ってはくれず話は進んでいく。
「こんな前座はどうでもいい!さっさと本題に入ったらどうだ!」
呆然としていた私たちを正気に戻したのはゆうくんの声だ、話からこの放送が行われる前に何かあったのだろうか
「そうだね、今回、この放送を流した理由は簡単に言うと僕の研究成果と戦ってもらうためさ…所為の公開処刑だね」
「ようは、逆らえなくするためか」
公開処刑その言葉に寒気を感じた、奴等は私達に抵抗は無意味だと示すためにこんな放送をしているのだと考える。
そうしてゆうくんがいる場所が動いているのか扉が自働に開くと中からは化け物が出てきた。
「ば、ばけ…もの…」
「なんだよ…あれ」
あまりの怪物に私と胡桃は恐怖で口を漏らす。
「何…あれ」
「おいおい、何でこんなもんが地球にいるんだよ」
ゆうくんと私達と同じ制服…リボンから一年下の女の子も怪物に目を釘付けにしていた。
「君も知っているだろ?僕が生物学の研究者だってことは」
「つまり、個人的な目的ってこういうことか?」
画面越しでウェルという人とゆうくんの話が成り立っていた、何か個人的な目的に心当たりがあるようだ。
「試作品ベヒモス改…ある場所から持ってきて研究していたサンプルさ…さあ、ショーの始ま
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