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がっこうぐらし!The world in confusion
chapter15
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…そして暗黒剣…まさか…暗黒騎士…ユウヤ・ツキミヤ!?」
「今まで気づかなかったのか?俺の顔はかなり知れ渡っていたはずだが…まあいい」
今になって局員時代の名声など別に気にすることでもない。
「なぜだ…何故、我々を裏切る!貴様は我々と同じ局員のはずだ!」
「愚問だ、局員である前に俺は地球人だ…俺が祖国に荷担する理由はそれでいい…じゃあ覚悟はいいか?」
「や、やめてくれ…た、助けてくれ…」
局員は今殺されるとわかりみっともなく命乞いまでする始末である。
「そういって…お前たちはどれだけの命を奪ったと思う…命乞いもした人もいたはずだ…」
「そ、それは…」
「そんなやつに命乞いする資格もない!」
そういって俺のもう一人も体を斬り血飛沫がまって俺の顔に付着するが付いた血は腕でふいてアークに付いた血を払う。
「雄也…先輩」
ふと後ろを振り向くと顔の優れない圭だ。
「すまない、こんなものを見せてしまって…本当は討ちたくなかったんだが」
「私は…平気ですけど…先輩は…」
圭は二人を手にかけた俺の心配をしてくれているようだ…本当にいい子だな。
「平気っていうのは可笑しいけど…軍人ってのは死ぬ覚悟をしていないといけないんだ…勿論それを奪う覚悟も…」
「…はい」
「取り合えず、降りていこう…不信になって新手が来てもめんどうだ…」
そういうと圭は小さく頷いて隠し通路へと入っていった。
隠し通路を降りていき拠点を見て回ったが結果は成果ゼロ、見事に何もなく、やはり撤去したあとなのだろう。
となると…残された場所は刑務所の地下拠点…そこには何かあるはずだ。
そしてその連絡道明かりは届いておらず奧は完全に暗くて見えない状態だ。
「この先か…」
「暗くて見えませんね…」
やっぱり怖いのか圭が俺の裾を持って怖がっている。
「…大丈夫だ…この先に手がかりがあるはずなんだ言ってみる価値はある」
「…はい」
そういって先が見えない連絡道に入っていく、この先に何が待つのかは俺も圭も全く知らない
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