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がっこうぐらし!The world in confusion
chapter13
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たよ…っ!?

「どうしたんですか?」

「この日記…パンデミック後にも書かれてる!」

新しい日付はパンデミック後の日付が記載されていた。


7月○×日

巡ヶ丘が奴等の巣窟とかしてから三日が過ぎた、私と他の避難者は辛くも近くの放送局に避難することで難を逃れた。私達は精神はかなりすり減っており、自殺をしようとする人たちもいた、その人たちを何とか説得したが何れも時間の問題だ…何か手を打たなければならない。

7月○△日

私は真実を知った、避難者の中にランダルコーポレーションの重鎮が避難しておりその者からバイオ兵器の実態とその裏でランダルを操る組織時空管理局の実態を知ることができたその話を聞いて困惑をしたが、その話は突拍子もないものだが…自然に信じられるものであった。

7月○□日

話を聞くにつれて時空管理局はこの巡ヶ丘に拠点を幾つも構えているようだが殆ど破棄されていて今使われているのはランダルコーポレーション本社の地下の基地だけということだ…打ち捨てた拠点はあの人のいうかぎりでは警察署、市役所、リバーシティ・トロンと幾つも存在することがわかった、我々が馴染みのある場所にそのような施設があるなど気づかなかったが、時空管理局はそれほどの技術力を有しているということは明白である。
7月○○日

私は決意した、明日、放送局の設備を使い巡ヶ丘全体にこの真実をすべて話そうと思う、恐らく時空管理局も黙ってはくれないだろう確実に私達を消しに来るはずだこの事は避難者全員に話、大半の避難者は他の場所へと逃れて他の避難者はここに止まった。

もしこの日記を見た人がいるのならば必ず

「必ず、時空管理局の野望を外に公開して欲しい…」

日記を全て読み終わり、部屋に沈黙が流れる。

「時空管理局…それが裏で操っている組織…」

「それにここにも拠点があるみたいだ…」

記載されていないところにもあるようだが…巡ヶ丘中学校にはないよな

「…あの月宮さん…聞きたいことがあります」

祠堂が真剣な表情でこちらに向いてくる。

「あなたは何者なんですか?」

アークや理解が越えている代物を所持しているからな聞いてきても可笑しくはないな。

「時空管理局第49武装隊所属の月宮雄也」

「時空管理局!」

「正確には元だがな…」

先程出てきた組織の関係者だと明かして祠堂は驚くが元時空管理局所属と付け足す。

「何が目的なんですか」

「目的は…今回の件の罪滅ぼしだ」

ここにいる管理局を退かせて全てを終わらせるそれが俺の局員としての責務だ。

「…後悔してるんですか?」

「っ!!そうだな…後悔しているかと言われればしている…罪を自覚している俺がやらなきゃいけない
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