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がっこうぐらし!The world in confusion
chapter9
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を押し消し局員を飲み込んだ。
煙がまい晴れてくるとそこにはなにもおらず、跡形もなく消滅させられたのだろう。
武装局員B「なんだ…なんなんだ!一体」
雄也「答える筋合いはない、お前も消えろ 」
生かしておくと後々の災いにもなるかもしれない。
だから今殺す
音姫「やめて!雄也くん!」
そんな織りだ、音姉が俺の間に割って入ってきた。
雄也「音姉、そこを退いてくれ」
音姫「駄目だよ!こんなの間違ってるよ!」
雄也「今ここでこいつを討たなきゃ確実に大勢の敵に襲撃される!そうなればどうなるかわかるだろ!?」
いや、もしかしたら交渉に望んだ時点でアウトだったかもしれない…
音姫「お願い…いつもの優しい雄也くんに戻ってよ」
音姉の瞳からは涙がこぼれ落ちていた。
……覚悟したというのに俺も甘いな
雄也「…おい、さっさとここから去れ、今回は免じて見逃すだが…次はないぞ」
武装局員B「く、くそ!」
武装局員はそういって転移魔法で何処かへと転移していった。
雄也「……」
もう後戻りもできない…そしてここにいる資格もなくなった。
俺は校門を出ようと歩き出す。
胡桃「おい!どこにいくつもりだよ!まさか、あいつを追いかけて」
雄也「無理だ、正直どこにいったかは知らない……だけど、俺がこの世界に戻ってきた理由が何となくわかった気がする」
胡桃「それってなんだよ…」
胡桃は恐る恐る訪ねる。
雄也「これが俺の…運命だった…それだけだ」
あの日から局員の道に入った日から俺の運命は決まっていた。逃げても結局運命は代わらなかった殺戮者は殺戮者でしかなかった…平穏など望めなかったのだ。
雄也「…俺は平穏なんかを求めちゃいけなかったんだ…だからお別れだ…最後に1つだけ…生きてくれ」
そういい残した瞬間俺は駆け出した悠里たちから逃げるかのように…
後ろからみんなの声が聞こえてくる…振り向くな俺に差し伸べる手を取るわけにはいけない。
そんな屋根を飛びうつりながら移動しているとポツリと雨が振りだしてきた。
そんなことをきにすることなく俺は学校から離れていった。
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