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テイルズオブザワールド レディアントマイソロジー3 【灰村 諸葉が進む道】
転生
SCENE1
第6話
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に聞いて来たから、俺はまず写真に写る俺の左右に佇む女の子2人 の事をカノンノに話す。けどもう2人は流石に思い出せない。 ̄
モロハ「けど…またいつか思い出せるよ。その時に話すな。」
カノンノ「うんっ、約束だよ。」
 ̄だがいつか思い出せると思い、思い出したら話すとカノンノと約束してとりあえず棚上げにした。 ̄

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 ̄その後、食堂で夕食を済ませた俺はホールに出た。ホールには俺とカノンノとアンジュさんだけで他にはいなかった。 ̄
モロハ「なあ、カノンノ。」
カノンノ「ん、どうしたのモロハ?」
モロハ「このギルドの人って、訳ありの人が多くない?」
 ̄俺はふと疑問に感じた事を聞いてみた。自己紹介の際、一部を除いて都合で船にいる人達がたくさんいる事に改めて疑問を抱いたからだ。 ̄
カノンノ「確かにそうだね。」
アンジュ「世界の国々は、“星晶(ホスチア)”を巡って対立してるのよ。」
モロハ「星晶?」
カノンノ「えっ、星晶のことを知らないの?」
モロハ「うん。」
 ̄俺からの疑問にカノンノが頷き、アンジュさんがそのことを教えてくれたが、“星晶”という言葉で再び疑問を抱いた。カノンノの星晶の事を聞かれたが、何もわからない俺はそう答える他なかった。 ̄
カノンノ「それじゃあ、この世界の記憶も思い出せないの?」
モロハ「実は…そう……。」
アンジュ「なら仕方ないわね。星晶は、この世界で採れるエネルギー資源のことよ。
地下から採れる物資で、私達人間が活用消費出来る物よ。」
カノンノ「そして今は、その星晶を巡って国同士が対立しているの。
星晶がある村や小さな国々は、大国によって支配されて、星晶採掘を強要されるの。それだけじゃなく、星晶のない村や国は、大国によって“植民地化”されて、労働を強いられているの。
そのせいで富む国と貧しい国が生まれ、貧富の差がひらく一方。このギルドはそんな国や村の出身者ばかりなの。」
モロハ「……。」
アンジュ「星晶には、生命の源の“マナ”を生成する力があるのよ。」
モロハ「マナ?」
カノンノ「マナも知らないの?」
モロハ「ああっ……。」
カノンノ「そう…なの……。」
 ̄星晶の事がわからない俺に、カノンノとアンジュさんが星晶に対して説明と同時に、世界の状況も教えてくれた。
がっ、“マナ”という言葉が出て来てまた疑問。そのことをカノンノに聞かれ、俺が知らないと答えたら、カノンノは不安気な表情を浮かべた。 ̄
アンジュ「星晶を採り尽くされた土地は、日が経つにつれて荒れて行き、作物も育たなくなっちゃうの。」
カノンノ「そこでアンジュさんは、そんな村や国を救うために、このギルド<アドリビトム>を立ち上げたの。」
モロハ「そうなんだ。俺も頑張らないとな。」
カノンノ「う
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