暁 〜小説投稿サイト〜
テイルズオブザワールド レディアントマイソロジー3 【灰村 諸葉が進む道】
転生
SCENE1
第6話
[7/10]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
を救った後、ディセンダーは世界樹に帰って行くとされています。」
カノンノ「じゃあ、モロハはディセンダー?」
モロハ「……。」
-それはまず無いだろ。最近色々思い出しているんだし。-
 ̄ここに来てすぐは剣の事、そしてつい1週間前は昔の俺の事を思い出した俺がディセンダーである筈が無い。俺は心の中でそう思った。 ̄
ウィル「とは言うものの、ディセンダーの話は懐疑的な箇所が多いからな。実際のところは、よくわからんな。」
「「……。」」
-やっぱそうだろな。俺がディセンダーな訳がないし。-
 ̄不安になるところはあったものの、ウィルさんの言葉で俺は安心した。 ̄

ーーーー

すると…、
カノンノ「そういえばモロハ。」
モロハ「何?」
 ̄カノンノが声をかけて来たので、カノンノの方に顔を向ける。 ̄
カノンノ「確か〔トレント〕を撃破する前に何か思い出したよね。何を思い出したの?」
-ああっ、それね。-
モロハ「昔の俺だよ。」
カノンノ「昔の…モロハ?」
モロハ「そうっ。俺は昔、フラガって名前だったらしいんだ。」
カノンノ「フラガ?」
モロハ「うん。」
ウィル「フラガか。だが、フラガなんて名前の奴は聞いた事が無いがな。」
ミント「確かに。そのような名前の方は聞いた事がありませんね。」
 ̄内容は、〔トレント〕戦の際に何を思い出したかだった。それを聞かれた俺は思い出した事を話した。今回わかったのは、過去の俺自身、名はフラガ。けど、ウィルさんとミントさんは、フラガって名前に聞き覚えがないらしい。だが、他にもわかった事がある。 ̄
モロハ「それに、俺が眠っている間も色々な事がわかったんだ。」
カノンノ「色々な事、例えば?」
モロハ「俺、数え切れないほどの敵と戦っているんだ。フラガの方では、俺の周りに沢山の敵が倒れていた。」
カノンノ「えっ??」
モロハ「そして、俺はフラガ以外の俺自身がもう1人いたみたいなんだ。」
カノンノ「フラガ…以外に?」
モロハ「ああっ。名前は、シュウ・サウラ。禁呪ってヤツを使って、国を氷漬けにして滅ぼしているみたいなんだよ。」
ミント「??」
ルビナ「なんですって??」
ウィル「禁呪で…国を滅ぼす…だと……??」
 ̄他にわかったのは、もう1人の俺。それは眠っている間に見た俺“シュウ・サウラ”の事だ。俺は夢の中で見た光景を話し、ウィルさん達は驚きを隠せていない。 ̄
カノンノ「本当なの??」
モロハ「わからない。俺に話しかけてた少女がそう言ってたから。」
カノンノ「女の子?」
モロハ「ああっ。髪が長くて…俺の事を“愛しのあなた”と呼んでた。」
ルビナ「“愛しのあなた”…じゃあその少女は、モロハの奥さんなの?」
カノンノ「??≪ピクッ??≫」
モロハ「それが…わからないんだ。ただ、俺がそ
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ